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2023年7月~9月に見た映画・ドラマの感想

2023年7月~9月に見た映画とドラマの感想 視聴済み映画&海外ドラマ
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2023年7月から9月の間に見た映画とドラマの感想。ドラマはシーズンの最終話を見終わったタイミングで、途中で視聴を止めたものも下の方にまとめています。

極力ネタバレなしで見終わったドラマや映画の感想を自分用の記録として載せています。
2022年に見た映画・ドラマ一覧2021年に見た映画・ドラマ一覧は一つの記事でまとまっています。

洋画メインでドラマ・邦画・海外アニメーションもここにまとめています。順番は見た順。
作品を見た配信サイトも表記していますが常に配信されているわけではないので視聴したい人は配信中か個別で確認をお願いします。
あくまで個人の好みなので感想の長さと面白さは別物ですが何かの参考になれば。

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2023年1月~3月に見たアニメの感想はこちら

ニモーナ

7/18視聴・アニメーション映画・Netflix

滑り出しはありきたりというか微妙だな…と思いつつアクションが挟まった所で一気に引きつけられて見終わった瞬間はその勢いでとてもよかった!と思えた作品。
それでいてその勢いの盛り上がりが落ち着くと良かった作品だけに傑作に届かない部分の惜しさというか、良い所が多い分なぜか残念な所が悪目立ちしてしまったかな…とも感じた作品。

せっかく映像が素晴らしいし、展開も日本人ならとっつきやすい内容なのに、だからこそというか「どこかで見たような設定」「どこかで見たような展開」のオンパレードでただ新作としてまとめただけにも感じてしまう…と思っていたらアクションの部分で他と違う部分が出てきて興味がわきます。
で、後は海外のアニメ映画のノリに慣れているのもありその勢いのまま見る事が出来たのだけど、結局盛り上がったのは最初のちょっと意表をつくアクションと終わりの映像のよさだけでした。

ある程度アニメ映画を見たりしている人ならお話の内容がひたすらありがちで驚きもないし、秘密や苦悩やら…というのも映像や動きで隠れがちだけどとにかくありがち。
どんでん返しとか驚きの新展開とかもない、で、子供向けではなくてティーン以上向けなんだけど共感できるはずの問題なのに作品自体から突き放されるため寄り添いにくい要素が多め。

心情がよくあるからこそ共感を持ちやすい、というのをファンタジー世界に置き換えただけというか海外のナーロッパみたいな、古い時代+新しい時代を混ぜた世界でやってる事は一緒だし、新しい時代が入っているのに表面的な作りになっているのが感じられて「こっちはあんなガジェット使ってるのにここはこれ?」とか、歴史を辿って語るのに背景がないというか…人物設定も何もかも、作者の苦悩を異世界で表現したい所だけ出したから他の作り込みが薄いというか。

大体のこういう作品はテーマがいくつかに絞られるのは分かるし、分かっていても違う世界として楽しみたいからどこかで見たなと感じても何度でも見ます。
でもだからこそ特にファンタジー世界なら現代味・現実味の引き算をしてほしい。
ネタバレになるから書けないけど、小さい子が親のクローゼットの服や宝石やお化粧品全部付けてファッションショーしてる感じ、それだけならキュートだけどそれをしている人物設定だとちょっと無理があるというか。
10ないと1じゃない作品もあるけど、どこにフォーカスを当てたいのかをもう少し絞った方が際立つというか。
それで焦点を変えながら10作って1を完成させてくれたら最高だけど難しいのかもしれないですね。

せっかく「うわー!続編作って!」と思える要素があるのだから31作目が頂点と言われても良いから3部作作れるくらいの世界と人物の作り込みがあったらな…という理想。

予算とかなんとかあるだろうから無理なのかもしれないけど、それでもったいないなーって作品10個作るよりは1作すごいのぶち上げてくれた方が作品にせよ制作会社にせよ新作や継続を期待して見やすくなる気がします。
「ここの会社(この作者)なら間違いない!」までいかなくても、あ、ここの前よかったな、じゃあこれも見てみよう…を沢山体験したい。

あと、設定や流れで考えると最初のナレーションは別の人の方が良かったなーと思いました。
せっかくポテンシャルを秘めていて良かった点が多いだけにインスタント名作メーカーに突っ込んだみたいな感じが残念で文句が長くなってしまいました。
でも情熱があるからこそ近くで見ていると大局が見えにくくなるのもわかります。

作品で悔しい思いをするともやもやした日々を過ごしはするものの、日本の(日本に限らずだけど)クリエイターさんはもちろん、編集さんてすごいなと感じられたので改めて創作物のすばらしさに気付けたり感謝が深まる機会になったのでそういう意味でも良い作品でした。

オール・ライズ 判事ローラ・カーマイケル S2

7/20視聴・海外ドラマ・スカパー!

1の雰囲気や展開、ローラコースターに乗るのを楽しみに見始めたら少しがっかりしてしまいました。

S1の時の人物設定や背景から考えられる部分から外れて、それまでのルートを色々壊して模索しているようにも見えるしジャンル的にも迷走してしまった感じで1で感じた良さはかなり消えていると感じました。

撮影時期の背景と多分役者さんの状況に合わせた都合での臨機応変な対応が求められた…というのは理解できるのですが、他にやりようがあったのでは?と思うし、1で好きになった登場人物たちは2の中で評価が下がる人も多く新しく登場した人達はツメ跡を残しにくいスタイルの出方が多かったので残念でした。

シーズン1は面白くて単品で感想をまとめていたのですが(『オール・ライズ 判事ローラ・カーマイケル』S1の感想とコロナと過ごした海外ドラマ)、2で打ち切りというニュースは知っていたものの法廷の判事ものという事で人気が出にくかったのかと思ったらそもそも1で打ち立てた要素がなくなっていたし、2のジャンルが好きな人は1を見ていない人が大半だろうし…という勿体ない感じに。
この感想を書いている時に気になって調べた所、やっぱり内容で引っ掛かる部分に対して気になった初期のライターさんがメインライターの方との衝突があり5名ほど離れてしまったようです。

ちなみに2が打ち切られた後OWNが権利を買い取りシーズン3が放送されたようですが、日本で3が放送されるかは微妙なところです。さらにシーズン4へ継続か打ち切りかも発表がない(あるとしたら2024年放送が濃厚のようですが公式な発表は2023年7月現在まだないようです)ので、あまり期待せずに待つか視聴自体やめるかもしれません。

上記の『ニモーナ』やこのオール・ライズでも思った最近の映像作品にありがちな問題なのですが、独自の世界とか特に新しい切り口での作品を作る時は少しだけ現実味の引き算をした方が入り込みやすいかなと思います。
その辺は他の作品がカバーしまくってくれているから。

プロジェクトX-トラクション

8/2視聴・アメリカ中国合同制作映画・Netflix

ジャッキー・チェンさん主演、家族も好きだし最近一緒に見たい作品がなかったので視聴。
お話はよくあるというかそれほど重要じゃないというか、とにかくジャッキー・チェンさんのアクションコメディが好きな人は間違いなく楽しめるからそれでオッケーという作品。
序盤は一応ストーリーや世界観、関係性を見せるシーンがあるので流しつつ主演のジャッキー・チェンさん&ジョン・シナさんが相対する辺りから面白さのレベルがぐわっと上がります。

お家芸とも言える軽快なアクションだけじゃなくてやりとりも大好きなんですよね。
コンビとしての相性も良かったと思うし、役者の良さも出ているし楽しく気楽に見やすい作品なので個人的に良くも悪くもあれこれ気にならないで楽しい時間を過ごせます。

いつの季節に見るのも好きだけどやっぱり笑いもしっかりあるタイプの実写アクションコメディは夏に見るのが楽しくて好き。

リンカーン弁護士 S2

8/6視聴・アメリカドラマ・Netflix

シーズン2は前半と後半に分けて配信されたので先月に前半・今月後半をみました。
前半は今回のシーズン冒頭を回収するまで、そして後半が解決編という感じでシーズン1よりもさらに見やすかった印象。

事件もごちゃっとしているというか、何がどうで誰が…みたいなのが解き明かされていくのも登場人物の関係性が覚えにくかったけど気にしなくてもいいといえば良い展開でサクサク進んでいくのでそこまで混乱せず面白かったです。

後半では笑えるシーンもちらほらあって面白かったし、深刻な面もあるのに必要以上に重苦しくしてないのでそこも好感が持てました。
話の運びや展開、メインの事件以外のちょっとした話とかもバランスが良かった。

一つだけ文句を挙げるとしたら主人公のいちゃいちゃシーンは無くさないにしても減らしてほしい。
それぞれ毎度何分も見せなくても良い関係になったとか事があったとかは前後のシーンや会話でも出してて分かるから、アメリカのドラマではよくある展開なんだけどやたら長いと尺稼ぎに見えてしまいます。
今回はそれに加えて展開としての繰り返しがいくつかあったので余計しつこく感じました。
人間味を感じるシーンも他に沢山あるしそのシーンが見たくてリンカーン弁護士見てる人ほとんどいないと思う。

まだ公開されたばかりだからシーズン3があるかは分からないけどかなり引き込まれたから絶対作って欲しいし配信されたら見ます。

ブラックアダム

9/3視聴・アメリカ映画・Netflix

DCEUシリーズで終わりの方の映画作品(この後は別のスーパーマンを起用してのリブートとして”DCユニバース”シリーズに変わるため)。シリーズで最も関連のある作品を見てからの方が楽しめるけど、その作品と比較しすぎてしまうのはそれぞれの主人公やストーリーの役割というか持ち味が違うため少し開けてからシリーズの順にみるのがおすすめ。

シリーズ別作品か続編へ続きそうな終わりのお決まりの流れに関しては、少し物足りなさというか違和感があったけれどお話は結構作り込まれていて満足度が高かったです。
主演が誰とかの前情報からすると序盤は少し肩透かしを食らう可能性があるけど、見ていくうちになぜそうなっているのかが分かります。

軽快なやり取りや迫力のあるバトルシーン、見続けても疲れない緩急のつけかたも見事でした。
関係性や発想とかもなんというか現代の感覚が結構反映されながらもその地域ならではの流れだったり歴史があるんだという奥行きを自然と感じ取れるのもよかったです。

シリーズの総組み換えまではいかなくてもリブートになるので次の関連出演作品が何になるかはまだ未定?のようです。
DCユニバースは2025年公開のスーパーマンからなのかあまり把握できていないけど、このブラックアダムの活躍はまたみたい。

FBI:インターナショナル S1

9/8視聴・アメリカドラマ・hulu

FBIシリーズのフランチャイズ3作目(2作目はFBI:MOST WANTED~指名手配特捜班~)。

作品の内容への感想を書く前にまず言いたいのは、この作品今年の初めに配信が開始したのはいいのだけど、1話目がこの3作クロスオーバーの3話目で別の方法で視聴していた場合は問題ないかもしれないけど私の視聴しているHuluで配信された順番がFBI:インターナショナルのS1(クロスオーバー3話目)→FBIのS4(クロスオーバー1話目)→FBI:MOST WANTED~指名手配特捜班~(クロスオーバー2話目)で数か月のスパンを開けながら配信されたため結局ちゃんと順番通りに、なおかつ新しいフランチャイズのシリーズをしっかり楽しむためには全部そろうのを待たないといけなくてやっと8月に配信されて視聴できるようになったけどその期間がまあまあストレスでした。

ここ最近海外ドラマでフランチャイズ展開してシリーズ同士を盛り上げるクロスオーバーエピソード、お披露目をしてくれるのとかも最初こそよかったけど、後から追ったり日本で配信や放送を待っていると契約しているチャンネルや配信サイトで全部そろわなかったりする問題があるし、作品によってはそのクロスオーバーを見ていないとその後のないように致命的な変化を起こす出来事も盛り込んでいたりするためきちんと全部楽しみたい人ほどストレスになるのでちょっと食傷気味というかやり方を何とかしてほしい。
あと海外ではそれだけをまとめたディスク販売をする作品もあるみたいだけど、どうせ配信されるならクロスオーバースペシャル回はその番組自体が見づらい、配信時期に大幅なずれがある場合はクロスオーバーセットみたいにしてまとめてみることができたらなーと思います。
大体どの作品もシーズンにずれがあるし、クロスオーバーがどの作品のどのシーズンの何話目からどれに繋がってるのかなども自分で調べないといけない場合が多くて面倒くさい。
契約やらなにやらの問題で難しいのかもしれないけどシリーズ全体への見るモチベが下がったりする事もあるので。(私の場合、アローバースはこれのストレスコンボで全部途中でみるのやめてしまいました)
CSIシリーズとかNCISニューオーリンズくらいまでのクロスオーバーは程よかったんだけどそれ以降は追いかけるのが少し大変な形が増えてきた気がします。

今作のFBI:インターナショナルシリーズはブタペストに拠点を置くアメリカのFBIという少し変わったスタイルで、ブタペストも含めた近郊の国で起きたアメリカ人が絡んでいる事件などの捜査や解決に奔走するFBIチームのお話。
国が違うことによる捜査のしづらさやその国の背景や事情などが絡んだ事件、景色を見るのは面白かったです。
メインのメンバーは特に嫌な感じの人もいなくてするっとまとまったしマスコット的存在もいるので癒しもありました。

お話としてはFBI感強めかというとたまにそんな感じもあるけど、そもそも捜査するために交渉が必要だったりする場面が多かったので見ていて『ランサム~交渉人~』シリーズと似た印象を受けました。

メンバーは嫌な感じはないしハンドラーや1話完結に出てくるゲストも雰囲気を壊さずそれぞれの事件を味付けるユニークさがあるので話はどれも真面目な内容だけど見やすかったです。
入りやすい滑り出しから中盤になってくると少し踏み入った、キャラクターに関する謎とかも出てきて違った面白さも出してきてくれます。

お決まりのラブシーン的なのも少しあり、でも毎回ではないししつこいまではいかないので気にならない。1回だけ尺稼いでる?みたいなシーンがあったので、そこはいっそタンクとの触れ合いや日常みたいなシーンをお届けしてくれてもよかったのになあと。

本国ではシーズン2は放送済み、シーズン3が放送予定らしいので続きの配信も楽しみです。

レジデント 型破りな天才研修医 S5

9/12視聴・アメリカドラマ・スカパー!

序盤のシーズンが結構シーズンを通してのドラマティックな展開が多めな作品だったためS3の後半かS4くらいからは、やむを得ない変更が続いたのもあってちょっとそれがマイルドになってるなーとは思っていたけど今回のシーズンでは開始から大変そうだなという印象。

設定が他ドラマと少し被る印象の流れになりかけてどうなるかな?と思っていたら結構上手い形で持ち直したのは感動しました。
でもそのあとがやっぱり変更によるものか迷走にも思える…というより全体的な作品の少しテイストが変わったようなエピソードばかりだった気がします。

刑事ものや医療物は一話完結のケースを扱いどう対処するかみたいなのがメインとなるし、それ自体は問題ないのだけどこのシーズンでは「ああ、メインキャラ達にこういう行動や言動をさせたいからこういう患者が来たんだな」というのが強めに出てしまうのも多かったし、せっかくのシーズン序盤での様々な可能性?が生かされずよくある作品展開になっていて”レジデント(この作品)ならでは”が今までで一番薄くなってしまっていて少し残念でした。

それでも長くみているし次も惰性で見るけどシーズン6で打ち切りとなったようなのでやっぱりここから持ち直しはきつかったのかなーというイメージはあります。
シーズン5は個人的にもあまり嬉しくないというか見ていて楽しいと思えない設定や関係性と展開が多かったので、ある意味では少しずつ終わっても悲しくない準備になったのかなと。
ジジはかわいいから一見の価値あり。

NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S20

9/22視聴・アメリカドラマ・スカパー!

数字的にも節目のシーズン20だったNCIS、この作品はもともと変化をうまく取り入れているけどここ数年は変化のペースも早くどうなるか心配したシーズン。
始まってみれば全く問題がなく、他の海外ドラマや同じNCISシリーズの中でも安定感がありながらも変化や新鮮さもいれていて新旧ファンを満足させてくれる内容だったように感じました。
新しい変化とか、新しい事件や犯罪の種類に対しても近年の流行や話題を取り入れつつ説明の仕方とかがさり気なくて年齢性別環境関係なく分からない人も置いて行かないのはさすがです。

というか大きな変化があるから他作品みたいにその変化に乗りきれず元の状態が良かったという気持ちを引きずってしまうのではないかという気持ちが結構あったのに見てしまえばちゃんとそれぞれのエピソードも面白い上にキャラクター達の関わり方や向き合い方、反応なんかもよかったしおなじみの掛け合いも面白かった。
他のNCISでも同じかというとそうでもなくて、やっぱり掛け合いだったりチームのあり方、どこに焦点を当ててるかが違っていてその塩梅がとてもいいです。
シリーズが長くなってくるとだれる作品も多い中、NCISはそうなる事がほとんどないしいつかは終わりが来るにしてもこの雰囲気なら次のシーズンにも期待できそう。

FBI:MOST WANTED~指名手配特捜班~ S3

9/24視聴・アメリカドラマ・hulu

『FBI:特別捜査班』の方は最初から合わないなと感じてすぐに見るのを止めたのだけど、こちらは見やすくて今回のシーズンも楽しみにしていたけど合う合わない以上に拒絶反応が出るほど無理な展開やキャラクターの動かし方で途中の数エピソード飛ばしました。

そのフェーズさえ終わってしまえば落ち着くと思っていたのだけど、その後の話でも「その経験をしてきたあなたが一番言わない/言うべきでない発言と発想じゃないのか」と憤りを感じる場面もあって「あと○話だから、今回だけかもしれないから」と最後まで見たものの結局の所その部分に関しては悪化するばかりだったので残念だけどもう見ない予定。

1と2の途中くらいまでで出来上がっていた作品の雰囲気をぶっ壊してくれた上に、そこに重ねてそれぞれの事件自体も後半に進むにつれてずさんというか…『LAW&ORDER』シリーズとかのスタッフが関わってるのは最初から分かっていたし同じ苦手な部分があるのも感じてはいたけど、これならFBIとして作品もいくつかに分けてやる意味ないのではと思ってしまいました。
苦手な部分や憤りを感じる部分については多分私の個人的な見方としての感情や感覚が大きいから作品として悪いとは思わないけど、それでもなんでこうしちゃったのと感じた人は実際の演者含めていたかと。

アメリカではシーズン5制作が決定しているらしいし、受け入れた人が多かったのかもしれないけどこれを人気な人達がつくってる作品だからで済ませるのはちょっとなと感じました。
まあそれも含めてひとそれぞれですね。
前から思っていたけどドラマだからとはいえメインの家族(特に子役とか)をこういう役回りにする作品作りの要素は変わっていってほしいです。

スパイキッズ:アルマゲドン

9/25視聴・アメリカ映画・Netflix

スパイコメディなら大体なんでも大好きなのだけど、このシリーズは本当にすごいなと感じます。
とても心に残るのに程よくさっぱりと残らないというどちらの要素も持っていて、毎回安定した展開やテーマがありつつ違った面白さを提供してくれるし一緒に育ったみたいな状態でもないけど新作を見るたびに違った角度からも楽しめるようになるシリーズ。

今回はリブート第1段という事で特に最初期のスパイキッズ1やスパイとはみたいな作品自体の表現もしっかりと踏襲していてリブート完全新作でもありながらこれまでの作品を見ている人が笑顔になるシーンもあります。

子供向けだからこそのちょっとチープな運びもあるのはこの作品の愛嬌、子供向けならではの良さで笑いつつ、笑い飛ばすにとどまらずみるのがおすすめ。

子供から見る世界、子供の成長、大人の可能性、人間の課題と希望などなど忘れた物やまだ知らない事がよみがえってくるような感覚を味わうのにうってつけ。
色んな目線に立っても楽しめる貴重な作品です。

子供向けだとこの辺りのバランスが難しくて、日本では昔から作り分けに工夫が凝らされている作品が多いから気にならないけど海外の子供向けアニメや実写は振れ幅が大きい気がします。

途中で見るのを止めた作品

リアリティ番組など、飛ばしつつ見た作品もこちらに含めています。

ギリ義理ファミリー

7/16視聴・アメリカ映画
サムネイルの出演者から多分苦手な演出が多い作品かなと思ったけど家族が気になったようだったので視聴。予想通り苦手な演出が多かったので内容は気になったものの序盤で視聴終了。

アレクサの殺人ファイル~メルボルン編

7/25視聴・オーストラリアドラマ
家族が見るかと録画したけどそういえばオーストラリアのドラマを見た事が無かったので一緒に視聴。
テーマというかジャンルは好きなんだけど、一話目からあまり興味が引かれなかったので主人公の雰囲気と一緒に見る家族の反応がちょっと苦手だったので私は一話のみで離脱。

ハート・オブ・マン

8/?視聴・アメリカ映画
テーマが気になっていたのと家族が気に入って笑いながら視聴していたので見ていたら15分ほど経過したところで「面白くない」というので視聴を一旦停止。15分経っても本題に入らなかったので私も後で見ようと思ったもののテーマ自体への興味が冒頭の雰囲気で打ち消されてみる気もなくなっていたのでそのまま終了。あの口調や雰囲気で行くならもっとテンポよく入って行かないときついです。

私立探偵マグナム S4

8/?視聴・アメリカドラマ
内容は変わらずなのだけどここまでの1~3で積もった苦手要素に加えて家族の発言に引いてしまい、それでなんだかケチがつき見る気も完全に失せてしまった。最初は家族と別で見ようかとも思ったけど思い返せば毎回苦手意識を持って見ていたので無駄なストレス回避のために終了。

キューティー・ブロンド3(キューティー・ブロンズのスピンオフ)

8/28視聴
キューティー・ブロンドが連続放送されたので録画して見ようと思ったらまさかの3があって、何これいつの間に!と驚きつつ録画。2009年に公開されてたみたいだけど全然知らなかった。
3となっているけど実際は1.2の主人公であるエルのイトコが主演のスピンオフで、エルが主人公の正式な『キューティー・ブロンド3』が制作中のようなのでこちらは本来の英語タイトル『キューティーブロンズ』(双子なので)に名称変更がされるかも。

2はあまり記憶になかったけどセットの円盤を購入している好きな作品。ディスクレス視聴に丁度良いと録画したので1と2も見ました。
前に見てからだいぶ時間が経っていたので2とかは今の時代だと合わないなというのもありつつ、出も楽しめまいた。
このスピンオフの暫定3は開始15分で視聴終了。1と2が好きな人は好きなほど裏切られた気分になるので視聴しないのが吉。
ディズニーの子供向け実写映画を見た研究生がスパイキッズシリーズをすべての作品の良さを綺麗にそぎ落とし真似て作ったみたいな感じの仕上がりです。それぞれの映画として見る分には問題ないけどキューティー・ブロンドのスピンオフというには結構な汚し具合で、なんか作った人達は誰も1と2見てないのかな嫌いなのかな…と思うほどの出来だと5分しないで分かります。
一応15分ほど見てからレビューサイトみたら”あまりにもひどすぎる、いかにひどいかで200ページ以上の本が作れる”とファンが嘆いていた。好きな人ほどつらくなる作品ぽいのでそのまま私も止めておきました。私も期待や思い入れが強いほど合わなかった時の感想長くなりがち。

ONE PIECE(海外実写ドラマ版) S1

9月視聴・アメリカドラマ

3話まで視聴。CGなどもなめらかで違和感は少なく海外ドラマ好きな人を頷かせる作品だけど気分じゃないのとアニメや漫画から得られる様な感情や爽快感は少なめ、良くも悪くも”綺麗に海外ドラマ仕様に仕上げられている”のでクオリティも高いし展開や流れも悪くはないのだけど、既にアニメや原作漫画になじみがある人からしたらあまり見るメリットみたいなものはないかも。見れないって事は全くない。

神の雫/Drops of God

9月視聴・米仏日共同制作ドラマ

海外ではApple TV+、日本ではHuluオリジナルドラマとしてWeb配信されたドラマ(日本ではまだ配信途中)。
2話の序盤まで見たものの、雰囲気からして違うのかなとわかってはいたけど原作漫画の序盤みたいなワインやバトルへのわくわくを楽しめるかと思って視聴したためちょっと違うなと思ってしまい私は視聴終了。
あと三か国語がまんべんなく混ざっているため見る聞く読むのバランスで疲れたので元気というか余裕がある時に見るのがおススメ。
お話はまじめだし好きな人はハマりそう、数か国共同制作だし原作自体が少し前というのもあってもっとそれが活きる変え方がよかったなと。展開や設定から受ける印象にばらつきを覚えやすかったのも少しだけ気になりました。

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