『ワンス・アポン・ア・タイム』S2の感想

放送中の海外ドラマ感想


ワンス・アポン・ア・タイムシーズン2

Disney+で配信している海外ドラマ、ワンス・アポン・ア・タイムの第2シーズンの感想です。第1シーズンからの展開やネタバレを少し含みます。ドラマを視聴してから読むのをお勧めします。まだ作品を見ていない方は始まりである第1シーズンについても感想を書いていますのでそちらも目を通してもらえたら嬉しいです。
※最後まで見る前の感想となっている為完結済みのドラマですが、放送中というカテゴリーに入れています。

大きな世界の小さな舞台で繰り広げられる大冒険

前回もおとぎ話を生きる登場人物たちが分けあって現代のアメリカで生活をしているストーリーブルックという町の中を中心に私たちが知る様々な作品のキャラクターが現在どうなっているか、どうしてそうなっているかが本来のおとぎ話の作品通りであったり思いもよらない設定や展開があったりと楽しませてくれたシーズン1。
様々な魔法や呪いを目にしてきた中でとある呪いが解かれた事とそれに関連した行動によって町にも人にも大きな変化をもたらして混乱から始まるシーズン2も見ごたえ抜群でした。

1ではなぜ今こうなってしまっているかというのと様々なおとぎ話のキャラクター達を知るエピソードを中心に展開していきましたがそのキャラクター達の出番はもちろん、シーズン2でも新キャラクターは登場します。
シーズン1と比べて行動範囲の幅も広がりますが場所は限定的(なんだったら前よりも映る場面は少ないかもと感じるくらい)、それなのに相変わらず窮屈さは感じずにどっぷりと物語に浸かりながら別の場所も見る事ができて新鮮です。
1と比べるとどうしても新たな展開と1でも明かされていなかった謎が明らかになったり、さらにそこから謎が生まれたりと目まぐるしく展開していくために一つずつのおとぎ話や登場人物を深堀りするのは減りましたがどうなっていくかへの興味を引くように表現されているのであまり気になりません。

より現代を意識する場面も増加

行動範囲によるものはもちろん、主人公のエマの過去やそこに関わる人物の事も少しわかるのでストーリーブルック以外の場所が映されるシーンも増えたのですが、それによってこのキャラクター達は今を生きているんだな、と感じられる場面があります。
1の頃からありましたが、さらに見ている側にも身近に感じられるシーンなんかが増えました。とはいえやっぱり魔法や呪いの影響もあり現代とは異なる世界を生きている感覚もあり、でも現代で生活している事に違和感がないのは見事です。
現代にある最新の色々をほどよく出しつつそれを押し出さないようにしているからか、現代だとは分かるけどそれを意識しすぎたりする事もなく、物語の構成上そこへの矛盾もない形に作り込まれているので面白いです。さらには現代だからこその展開もあるのでとても面白かったです。相変わらずしっかり考えて作られていて感心するばかりです。

揺れ動く善と悪

全てのおとぎ話ではないですが、大体のものには正義の主人公と悪役がいて悪は挫かれ善人が勝つというのがお決まりの展開です。シーズン1でも強くその位置づけと役割が言葉や態度で示されてきていましたが、1と比べてこの善と悪の境目であったり善たらしめるもの、悪たらしめるものの不安定さや不透明さが色濃く描かれるようになりました
1でもそれなりにはあったのですが2でのメインテーマと言っていいほどです。とはいえこれまで同様に重苦しくなりすぎないので見やすいです。コミカルなシーンを挟んでいるわけではなく真面目に進行していくなかで重くなりすぎないのもこの作品の良い所だと思います。今後はまだみていないので分からないですが以降のシーズンでも保ってほしい所です。

また、1の終わりでもたらされた登場人物たちへの変化によって善と悪だけではなく関係性も問われる事になります。これまであったものがなくなったり、これまでなかったはずのものが出て来たりする事で悩む人も増えます。
そこはまだ半分も解消されていない気がするので今後それがどうなっていくかを見せてほしいなと思います。全部一気に解消していたら長く続かないので待つのも楽しみですね。

人の心は特に白黒つけるのが難しいので、本当に些細な事で良い方にも悪い方にも行けます。そのどちらかにいる人が反対の立場になってしまう、なることが出来るのかという葛藤であったり、その違いを認めて受け入れる事はできるのか…人を、自分を許す事はできるのか。
自分の中でも、人に対しても出てくるその正解のない問いが様々な人物に降りかかります。この人間模様もとても面白いので今後も目が離せないです。

少し残念だったところ

前回は特に無かったですが、今回は少しだけ、といってもやはり「私が無理やり挙げるなら」という程度のものなのでさほど気にならないと思います。
まずはある程度おとぎ話の人物たちが分かった事によって1で活躍した絵本とそれに伴う場面転換がほぼ出番がなくなってしまった事。そして一部の人達が展開上出番が少なかった事。
謎は割と分かりやすく提示してくれる上に早めにその謎を回収してくれるのでありがたいのですが、どうしても全てさっぱり明らかに、というわけにはいかないために気になっている人物のその後や他の人物との関係性が開かされていなかったりするので、どうなっているのかが気になっています。残念というか今後への期待が大きいので早く出て来てほしい気持ちの方が大きいです。

また全員が大活躍するのは難しいとは思うのですが、とある登場人物が活躍できる場が無かった事。出番自体が減ったという上の状態とは少し違って、脇役にならざるを得なかったり辛さを表現する立場にいないといけなかった、というところです。物語を進めていくうえで誰かしらがそういう風にならないといけないのはわかるのですが。

私の好きな作品の一つでもある人物がどちらかというと辛い状況にあって利用される展開になっていたために、その人本人が活躍したりするよりも周りが活躍するための立ち位置になって良くない方へ目立ってもおかしくない状態だったのが少し残念でした。ただこれも私の好きな作品のキャラクターだから、というのが大きいので気になるレベルではないし、嫌気がさすというものでもなかったです。今後の出番では個人的に活躍してくれたら嬉しいので楽しみにしたいと思います。

今後も楽しみ

感想を打ち込んでいる現時点で第3シーズンを見始めた所になるのですが、2の終わりは「なんだかまた壮大な展開になってきた…あれ?もうシーズン2終わったの?」という感じで自動的に次のエピソードを再生していてまだまだあると思っていたらいつの間にか丸ごと見終わっていた、という状態だったのであっという間でした。1よりも短く感じましたが普通に22話あって思わずちゃんと見たのか確認してしまいました。

3も今の時点で楽しんでいて、作品全話を考えると半分もいっていないのでまだまだいっぱい楽しめると思うと嬉しいです。どの長期作品でもある中だるみもそろそろあるかもしれないので少し覚悟しつつ、そんな時は別の作品を見て気分転換をしつつ楽しんでいきたいと思います。

この作品のすべてのシーズンごとに感想をまとめるかはわかりませんが(そもそも1だけで感想を書くつもりが無かったのがあまりに面白かったので感想を投稿して2も面白くて、という状態です)、シーズン終わりやすべて見終えたらまた感想をまとめたいと思います。

出演者
ジェニファー・モリソン
ジャレッド・S・ギルモア
ジニファー・グッドウィン
ジョシュ・ダラス
ラナ・パリラ
ロバート・カーライル
制作
ABCスタジオ(ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下)
2011-2018年放送、全156話
IMDBでのデータ

私の視聴方法と視聴可能な配信サイト

シーズン2はDisney+で見ました。

今ワンス・アポン・ア・タイムS2が視聴できるサイト
視聴情報に関してはシーズン1の感想の下にまとめています。

視聴可能な配信サイトはここをクリックですぐ確認できます。

Disney+では2022年5月11日から全シーズン配信

こちらのディズニープラスに関する感想にも載せているのですが、2021年10月のアップデートによりワンス・アポン・ア・タイムは一度配信停止になりました。

その後シーズン1はすぐに配信が再開されたのですが、シーズン2は2022年3月にようやく配信されました。シーズン3以降は配信がまだ予定されていません。

ディズニープラス以外でもよければ2022年4月時点での配信情報はこちらにまとめていますのでチェックしてみてください。

※4/27追記
来月の配信予定を確認したところ、2022年5月11日にワンス・アポン・ア・タイムのシーズン3からシーズン7まで一気に配信再開となるようです。

これでまたDisney+で全てのシーズンが視聴可能になります。

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