映画『エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語』の感想

映画エンツォの感想 映画の感想

2019年に公開された犬視点の映画『エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語(原題:The Art Of Racing in the Rain)』の感想。ネタバレを多少含みます。
2022年1月1日視聴

The Art Of Racing in the Rain

原題は『The Art Of Racing in the Rain』、意訳すると『雨を駆ける美学』直訳ならば『雨天時のレースにおける美学』となります。

小説は2008年に発売され翌年にはニューヨークタイムズベストセラー入り、PNBA(パシフィック・ノースウエスト・ブックセラーズ・アワード)を受賞しています。
日本語版だと『エンゾ レーサーになりたかった犬とある家族の物語』というタイトルで発売されています

動物のお話はやっぱりいい

動物×家族の物語ってなぜこんなにもいいんでしょうね。

特に犬視点で話が進んで行くタイプのお話はどれも感動してしまいます。
本当かどうかは分からないにせよ犬がこんな風に考えて世界を、そして人を見ていたら?想像するだけで心が温かくなります。

作品の雰囲気としては『僕のワンダフル・ライフ』と『マイ・ドッグ・スキップ』の中間といったところでしょうか。

タイトルから何となく見始めてあらすじも確認しなかったのでレーサーにはなれないけどドッグレースに出るお話なのかな?と思っていたら全然違いました。

日本語の副題にもある通り、ある家族の物語という部分も大きく描かれています。

この作品が他の犬目線映画と大きく違う所は物語に犬の一生、人の人生、そしてまさにレースの美学が詰まっていてそれらが映像と台詞でとても美しくまとめられているところです。
ずっとそこにあるのに今まで注目してこなかった事への新しい発見をした時のような喜びと感謝があります。
その予感を冒頭から感じさせられて、それでも何が起きてどうなっていくのか分からずあっという間に引き込まれました。

タイトルにもあるようにカーレースのお話が軸にあり、要所要所でレースにおける心得やその美学が語られるのですがそれも映画のシーンに合わせて絡めてあって面白いです。
レースの事を何も知らなくても楽しめる作品ですが、セナなど伝説のレーサーの事も少し出てくるので多少知っているとさらに楽しめると思います。
レースの興奮・過酷さ、レーサーという生き方の厳しさや覚悟の深さも改めて知る事ができました。

最初から最後までとても丁寧に描かれていて冷たく厳しく叩きつける雨や、温かく優しく肩に頬に降り注ぐ雨を感じるようでした。

家族に対しても最初はあくまで犬視点なので、飼い主である一人にだけ絞った内容となるのかと思っていました。
そのため登場人物は少ないながらも増えた時には「脇役かな?」とドライな気持ちで見ていたというのに、気が付けば少し後にはもうそのキャラクターに引き込まれてしまうのです。

エンツォを連れてきたデニー、デニーと知り合ったイブ(エイヴリー)、そしてゾーイやイブの両親、デニーの仲間たち…全ての登場人物たちの思いや行動を見守り支える、犬から見る人間の世界の美しさと辛さと、生命の強さ、弱さ…様々な物がしっかりと描かれているのも魅力的でした。

同じ話を人間の視点で描いていたら絶対に出せない良さが詰まっています。
この作品では特に犬から見て感じた事が多く含まれているので、犬自体のアクションは人から見ているようなものにとどまっているのもまた違和感がなく理解しやすい…当たり前の事なのに当たり前に存在している犬の見る世界、行動…意外とお話にすると当たり前にできない部分もきちんとありのままに見せているのも新鮮でした。
あと他に犬があまり出なかったのも新鮮かも。

泣いてしまう場面もありましたが見終わった後に悲しみに浸るような作品ではないのでどんよりした気持ちで終わる作品は見たくないという人にも安心です。

犬目線・犬視点のおすすめ作品

  • 僕のワンダフル・ライフ 人気作で続編『僕のワンダフル・ジャーニー』も制作されています
  • ベラのワンダフル・ホーム 上記作品と同じ原作者による作品ですが内容は結構違っています
  • ブログ犬スタン Disney+で配信されている20分のコメディ・ファミリードラマ、犬目線でもあり人の言葉が話せるわんちゃんのお話です

出演者たちのおすすめ作品

「最近ペトレリ兄弟見てないなー」と思っていたので顔が出て気付いた時は嬉しかったです。
※ペトレリ兄弟とは海外ドラマ『HEROES/ヒーローズ』に出てくる登場人物で兄のネイサン・ペトレリと弟のピーター・ペトレリ、ここではその役者の事です。

ケビン・コスナー

なんとわんちゃんエンツォ役はケビン・コスナーさんが熱演しています。
もう他の声は考えられないくらいとてもよかったです。
おすすめの出演作品は

  • ボディガード ホイットニー・ヒューストンと共演している名作です
  • マン・オブ・スティール クラーク・ケントのおじ役で出演しています
  • ラストミッション CIAエージェント役で主演として活躍しています

マイロ・ヴィンティミリア

『ヒーローズ』のピーター・ペトレリ役としておなじみのマイロ・ヴィンティミリアさん。
エンツォではゴールデンレトリーバー・エンツォの飼い主の役で出演しています。
おすすめの出演作品は

  • THIS IS US メインキャラと監督を務めています、現在AXNで放送中
  • ギルモア・ガールズ シーズンを通して40回前後出演しています
  • HEROES 言わずと知れた日本でも人気のドラマ

アマンダ・サイフリッド

何故か最初そんなに出ない役かと思い込んでいたらとんでもなかったです。
アマンダさんの演技も素晴らしく印象に残る人が多いと思います。
おすすめの出演作品は

  • マンマ・ミーア! ABBAの歌に乗せキュートな魅力をあますことなく発揮しています
  • レ・ミゼラブル コゼット役を演じ全米映画俳優組合賞にノミネートされました
  • ヴェロニカ・マーズ ドラマ・主人公ヴェロニカの親友役を好演しています

おわりに

Siaの歌が流れたシーンはとてもぐっときました。音楽もどれもよかったです。
ちなみに「エンツォ」とはフェラーリ創設者の名前が由来となっています。

出演者
ケビン・コスナー
マイロ・ヴィンティミリア
アマンダ・サイフリッド
キャシー・ベイカー
マーティン・ドノヴァン
配給
ディズニー
2019年公開、1時間49分
IMDBでのエンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語のデータ

私の視聴方法と視聴可能な配信サイト

私はDisney+で見ました
2021年の視聴履歴 2022年の視聴履歴

2022年6月時点で『エンツォ』が視聴できる配信サイト・チャンネル
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