2023年3月から4月までのあいだに見た映画とドラマの感想。ドラマはシーズンの最終話を見終わったタイミングで、途中で視聴を止めたものも下の方にまとめています。
極力ネタバレなしで見終わったドラマや映画の感想を自分用の記録として載せています。
2022年に見た映画・ドラマ一覧と2021年に見た映画・ドラマ一覧は一つの記事でまとまっています。
洋画メインでドラマ・邦画・海外アニメーションもここにまとめています。順番は見た順。
作品を見た配信サイトも表記していますが常に配信されているわけではないので視聴したい人は配信中か個別で確認をお願いします。
あくまで個人の好みなので感想の長さと面白さは別物ですが何かの参考になれば。
2023年1月分のドラマと映画の感想・2023年2月分のドラマと映画の感想・2023年5月~のドラマと映画の感想・2023年7月の映画・ドラマの感想
2023年1月~3月に見たアニメの感想はこちら
きっと見つかる
3/2視聴・アメリカ映画・Netflix
犬を通しての家族や人との絆を描いた作品。終わってから気付いたけど実際にあった話をベースにした作品です。
実話ベースの動物ものというと先月見た『レスキュードッグ・ルビー』と同じ感じだけどこちらは犬よりもっと人の記憶や感情、関係にフォーカスしています。わんこの感動系でさわやかにさくっと見たいならレスキュードッグ・ルビー、少し真面目でハラハラするならこっちがオススメ。
実際の話がベースとなっているのでわんこがしゃべったりとかはないです。
親の視点、子供(といっても大学を出てるので成人)の視点からの葛藤や悩みや思いがどちらも丁寧に描かれていて、よくあるすれ違いみたいなのも分かりやすいので見ていて親近感がわくというか心に入ってきやすいです。
親のさらにその上の世代の在り方、親世代の生き方や思い、今世代の悩みや不安がリアルに描かれていて、全員への優しい回答にはならないかもしれないけど考えて得られる物があったり、今の私たちがこれからに向けて取り入れていける何かが得られたりするかもしれません。
ジェイコブと海の怪物
3/4視聴・アニメーション映画・Netflix
タイトル的にはジェイコブと含まれているけど実際にはジェイコブ主役というわけではないです。(英語のタイトルは”The Sea Beast”)
ハンターと呼ばれ何代にも渡り海の怪物を退治している人達が悲願を遂げるべく航海に出ながら、その中で起きたイレギュラーから信念だったり大切にしている過去と大いに生き死んでいく事とは何かを改めて考える話。
船の細かなカービングもそうだけど王族の着ている布の質感、人間たちの髪とかがリアル以上にリアルでした。お話も面白い場面が多くキャラクター達も面白かったり可愛かったり。
人の欲や海の脅威とかはありつつも、おっかなさは少ないので家族で見やすいです。
残念というほどでもないけど、美しさや可愛さ面白さなどの要素がふんだんに詰め込まれていながら「どこかで見たことある」が多めです。
作品としての問いかけも良かったけどいまいちワクワクし足りないような気分と終わりが個人的にはもうちょっとほしかったというか、途中で結構なテーマがあったのに(とはいえこれも家族向けアニメ映画としてまとめるなら難しかったのかも)そこにたどり着くなら間はもう少し別なのにしても良かったかも?と感じる形で特に何がどうとか記憶には残りにくいかも。
あと海賊のかっこよさ的なものも他と比べると薄い印象でした。
でもアカデミー賞ノミネート作品なのでクオリティは問題ないし王道系なので楽しめます。
見ていて思ったけどいつかは動くタトゥーとかも開発されて絵柄や色を変えたり動かせたり、体調や気分に反応して肌表面に出したりできるようになるのかな。
まずはシールタイプとかで開発されて、体内に当たり前に色んな物質を入れてサポートするのがスタンダードになる頃には医療目的からおしゃれとして幅広く使われるのかなと家族に話したら気持ち悪いっていわれました。
Answer〜警視庁検証捜査官
3/6視聴・日本ドラマ・hulu
何となくで見始めた物の回が進むにつれて面白くなった作品。
とくに1話目では苦手要素が多くて視聴継続を迷っていたけど毎話で感じる違和感や不足感が次の回では大幅に改善されて4話からは何も文句なく楽しく視聴しました。
チームとしても事件を解決していく過程とかも面白いし、序盤では犯人や動機が分からなかったり深い理由が込められていたり。
事件に関してもヒューマンドラマの熱さはありつつ発端や根本に理不尽さもないので見終わった時にさっぱりとしているし、基本が一話完結だし周りとのやりとりもおもしろくなっていきます。
それぞれの事件は思いやるがゆえにかえってことを悪くしてしまっている場合もあったりするけど、人間そんなものだよね。
全9話と短いので見終わってしまうとあっさりおわったなーという感じ、続きがあっても面白かった。
少し前に見た『BOSS』シリーズと似た楽しい感覚があります。
ナイトティース
3/8視聴・アメリカ映画・Netflix
つまらないまではいかないのだけど、お話がぼんやりしているためにキャラ達の役回りに火がつくのに時間がかかります。
伏線とかそういうのも特に無くて淡々と進んでいくのとアクションも控えめ。激しいバトル自体が遠巻きに起きていたり、主人公目線でも視聴者目線でも傍観ゾーンから出にくい形。何かに配慮しているのかな?と感じるというか。
ただ見るの止めるというほどの不快感や違和感もなくて、この結末はどうなっていくんだろうとか着地点が気になったので最後まで見ました。
最後も話の雰囲気を壊す事なく流れるように到達したので納得。
不満があるわけでもないけどちょっと全体的に見入る場面や盛り上がる場面にかけているように感じました。
あと「これどうなっていくかな」みたいな伏線まではいかないけど要素と指摘になってた部分がいくつか投げっぱなしだったのも気になりました。
とはいえ実際に巻き込まれるとこんな感じかもしれないし、人の心の動きとしてはリアルだなーと捉えやすかったので見てよかった。
印象や内容は全く違うけど『サッカーパンチ』を見終えた時と似た感覚がありました。
クリスマスと呼ばれた男の子
3/10視聴・イギリス(+フランス?)映画・Netflix
クリスマステーマというで評価が上がりやすい私だけど今回も期待以上の当たりでした。
なんでもかんでも魔法とミラクルで全部ハッピーというよりはものすごくクリスマススピリット(クリスマスの精神)を大切にしている寒さ冷たさを知っているからこその暖かさとぬくもりある作品。
クリスマス系や実写系に限らず子供に話して聞かせる…というスタイルもこれまでに何パターンか見ていてどれだったか忘れたけどとても似た印象の映画があったけどなんだったかな…そちらとは内容とか方向性も違うので比べる物ではないけどとてもよかったです。
お話を見ているのに話し聞かせているからこそ出てくる面白さってあるから不思議です。
それと序盤で何気なく語られる内容も後半にさらに理解が深まったりと映像だけでなくお話も作り込まれています。
お話自体はそれこそ子供が聞いても分かりやすい内容なので展開的にもそんな場面もあるけど、とても学びになるシーンも多いし大人になってからこそ感じ取りやすくそのうえで楽しめるという部分もあってよかった。
登場人物のネズミの存在も大きいのだけど、後半の会話は笑えるやりとりが多くてそれもかなりよかったです。
今までも人々がそうしてきたように、これからも色んな場所で色んな人がこれからも色んな物語を紡ぎ語り継いでいく世界があるって素晴らしい。
出入禁止の女~事件記者 クロガネ~
3/12視聴・日本ドラマ・hulu
『Answer~警視庁検証捜査官』の関連おすすめ作品として出ていて舞台も京都ということで面白そうなので視聴。
事件内容はまじめでその真相が明らかになっていく過程が面白いし、主人公も口数が程よくてそれでいてAnswerとは違ったキャラクター性で人間味もある設定と性格でよかったです。
新聞記者という視点からというのも警察とは違った感じでよかったし、京都が舞台というのを濃く感じる場面は少ないけど人にフォーカスを当てていてそちらが魅力的なので楽しく視聴しました。
途中まで見ていて主人公とか作品のタイプも違うのに『捜査地図の女』に似てる?と思ったらどちらも制作に関わっている人がちらほらいるみたいで納得。
主要人物をはじめ事件のキャラクター達もどれも人間味がある、バックボーンがしっかり作られてる人が多い所も好感度高かった。
ただその分、作り込まれてるからこそ事件の関係者とかサブキャラクターは一部ふんわりしてたり、そのキャラに対しての主要人物たちがあまり対応しない所が逆に目立って感じるエピソードもありました。
終わりは作中の意味深な人にもっと関わる感じの事件が出るのかと思ったらそうでもなくて、もしかしたら続編が出ても良いように作った余白だったのかな?続編があったら見たいけど放送から数年経っているからないのかな。
Mr.ノーバディ
3/14視聴・アメリカ映画・Netflix
人気ランキングに表示されていてあらすじも面白そうだったので視聴。
冒頭の、これまでの生活を表現する部分は作品によってはそれで見る気が削がれる形式のものなのにこの作品ではコンパクトにテンポよくまとめているので見やすく気持ちがたるむ事もなかったです。
お話は全体的に言うと「あそこあれしなければ…」「あれはどうなるの」みたいなうっすら疑問が浮かびかけるようなシーンというか選択もあるというのにそれが気にならない。
というのもアクションがめちゃくちゃ良い。あとその(バトル)アクションを支える選曲もとても良い。
なんでもスマートにこなすスタイルではなくて、年月をかけて、人生をかけて今という生の部分をきちんと描きつつ昔取った杵柄じゃないけど覚醒していくにつれ視聴する側もボルテージが上がるし、それを作中でも展開や見せる場面で全力でブチ上げてくれる。
立場的に敵側の人達も含めて、あのライフステージにいる人物(たち)だからこそかっこいい!
最初はなんてことない気分でパンチをくらっていたはずなのに泥臭さより色んな重たさのある一撃一撃がふっきれるたびに覚醒して冴えていくしだんだん見ている側の体にも響いてくるみたいに見ていてスカッとする。
細かい事はいいと思いつつ、家族(特に奥さん)はちょっと違和感のあるシーンがあったというかもっと活かしたら主人公のかっこよさと終わりの盛り上がりがさらに出そうだった。
とにかくかっこいいから細かい所はいいんだ面白かった!という作品。
『ダイハード』シリーズや『シャフト』が好きな人はぜひ。
リンカーン弁護士 S1
3/20視聴・アメリカドラマ・Netflix
弁護ものだったので一話完結かな?と思ったら一話完結ではなくシーズンを通して一つの事件とそれに関わる事を追うスタイルで、一話の終わりは毎回「ここで終わるのかー!」と続きが気になりやすいのに悪い気がしない見ごたえのある作りで面白かったです。
適度にあらすじも挟んでくれる(スキップ可能)ので別の作品を合間に見ても問題なく再開できるし、じっくりと楽しめて余計な部分がほぼないのでそんなに忘れないで見る事ができました。
人物たちも見間違える要素があまりない組み合わせなので「この人は何関連のだれだっけ?」とならず、入り込みすぎず事件をワクワクしながら追う事が出来ます。
小説がベースとなっているらしく、まさに小説を読んでいる時の様に事件の真相や法廷の流れを追っていく楽しみがありました。
一応はこのシーズンで一つの大きな話は片付いているけどまだ謎とか不穏なこともあって、次のシーズンももうすぐ配信という事で楽しみ。
スリルは控えめだけど『24』や『レベル』とかが好きな人に向いてるかも。
ランサム~交渉人~ S1
3/24視聴・海外ドラマ・hulu
誘拐など様々な状況で依頼を受けて交渉を引き受ける会社のチームを中心としたお話。
基本は一話完結で事件を解決へ導く魅力的なチームとそこに秘められた暗い過去や謎が上手く絡み合ってるのに重くなりすぎず見やすいです。
『クリミナルマインド』や『イーヴィル』みたいな感じが好きな人は楽しめるしそれよりもライトに見る事ができるので思いの苦手な人にもおすすめ。
警察とかとは立場や行動で違った味わいがあります。
一話ごとに綺麗にそれぞれの事件は納まりながら土台にあるちょっとした謎がシーズン1では少しずつ解き明かされそちらも満足感あり。
被害者や加害者、状況に合わせた戦略は見ていて面白いしどの人達にもストーリーがある。
事件はいろいろだけど意図して交渉内容を要求してきている分、事件自体に入れ込み過ぎることもなくそこまで胸糞展開とかもないのでリラックスできつつ、バトルとかはないけど真相を暴いたりどう決着をつけていくのかの頭脳戦やスリルはそれなりに味わえてよかった。続けてシーズン2を視聴開始。
ナイト・エージェント S1
3/31視聴・アメリカドラマ・Netflix
コンドルに似た雰囲気がありつつ、コンドルが静80%としたらこちらは動80%で息つく間もなく展開していくアクションもストーリーもおもしろくて、2~3話続けてみるだけで結構体力を消耗します。
時間をかけて10話見ましたが満足感が凄い。
ここからどうなってしまうのか、きちんと納まるのかと思ったけど華麗な曲みたいに惜しみなく展開していくし尺稼ぎのような無駄に思えるシーンもほぼないし枝分かれしていた謎や道が集結していくのが爽快感と心地よさをくれます。
追われる系はわりと悲しい場面も悲しむ間もなく進んでいくしやりきれない展開も多いのでそれも覚悟したけど、意外とないというか被害だらけなのにポジティブな気持ちを維持したまま見ていける強さもあり。
綺麗に終わったから続かないかと思ったけど放送後すぐにシーズン2の制作決定が発表されたらしいので、この状態をキープしてくれそうで楽しみです。
『コンドル』シリーズ、『クワンティコ』シリーズ、『24』シリーズが好きな人におすすめ。
マーダー・ミステリー2
4/1視聴・アメリカ映画・Netflix
1をみてから続編が来ると分かってずっと楽しみにしてた。
1ではエンジンがかかるまでが結構ゆったりしていたのでそれを覚悟していたら今回はサクッと面白く始まってだれるシーンもなし。
満足度はとても高かった!1と比べるならアクションと謎解きは1の方がスリルや謎が多かったかな。2はシンプル…というとちょっと違うけどドタバタアクションの方が多い感じで、その代わり既に知ってる主人公たちだからこそ出せるやりとりや行動の魅力がかなり増えてる感じ。
1で出てきたキャラも出たりして面白かったし、また続いたら見たいなー。
何よりメインのキャラクター性やコンビとしての相性が好き。
1の時から少し環境は変わってるけど相変わらずだしパワーアップしててよかった。
パワー系アクションも多かったけど力を抜きやすい笑えるシーンもがっつり多いのでいつでも見やすいです。
ザ・シークレット:奇跡を信じて
4/3視聴・アメリカ映画・Netflix
放題は『ザ・シークレット:デア・トゥ・ドリーム』の場合もある?ようです。
こちらは「引き寄せの法則(Law of attraction)」を題材とした小説を映像化した作品。
というのを知った上でテーマとして見たかったので楽しめましたが、知らずに見てたら「はいはいよくある奇跡もの・うさんくさい・宗教・スピリチュアル(笑)・物は言い様」(この辺りは他の感想サイトで見かけたので使用、私は元々ハッピーエンド好きだし奇跡やファンタジー好きなので似た感想を言うなら「都合よすぎ、まあ創作だし」みたいな意見にはなってたかも)みたいにしっかり味わえず作品の序盤の雰囲気も相まって下手すれば途中で視聴をやめていたかもしれない。
人によっては最初から受け入れやすいけど意識して見ることで受け取り方が変わる作品。
作中の台詞で「望みが分からなかったら願う事ができない」と言った旨の台詞があるんだけどまさにそうだなと。
言い方は違えど「信じる者は救われる」も同じ事を言ってると最近気付いた。
「物は言い様」とは数年前にそれでお仕事関連で救われたので、それ以来私の中で割とポジティブな言葉になっているんだけど、ここ最近でも精神面において「ものは言いよう・気の持ちよう・受け取り方次第」という言葉に反発心が生まれて自分の心をもみほぐすのに苦戦した。
まだ完全には解決してないけどそれもだいぶ解決してきたと思うから、いいタイミングで見る事が出来た。
この本があってDVDがあるというのは知っていたんだけど映画になってると知ったのが昨日だったのでいいタイミングで知って、しかも登録している配信に作品があってラッキーだった。(←気の持ちよう)
その辺りをプラスもマイナスも時折オーバーに感じるけど分かりやすく見せている作品。
結果的にはよくあるなんか全部上手くいって感動するヒューマンドラマになっちゃってるので残念…とも思ったんだけど分かりやすさを重視しているから考えやすいし、もっとゴリゴリに突き詰めたら物語としての良さも消えるしそれこそかなりの人が受け付けなくなってしまうと思うのでバランスよかったと思う。
あとおちびちゃんが泣いてるシーンがあるんだけどそこめちゃくちゃ和んだという意味で笑った。
この後翌日とか、なんだか色々なことが1日の間に起きてビックリする日だったので印象に残った。
エンド・オブ・ロード
4/5視聴・アメリカ映画・Netflix
流れとしてはそこまで激しくないけどゆったりと終わりまで楽しめた。
印象的だったのは色彩というか色調。それぞれのシーンを強調する色合いや背景や音楽が静かなのに物語を肉付けして豊かにしている感じでよかったです。
音楽といえばドラマのイコライザーはシーズン2になってから音楽の印象が薄れたなとこの作品を見ながらぼんやり考えてました(同じ方が主演)。
内容と始まりから終わりへの繋がりに関してはすっきり感はすくないかもしれないけど、真ん中とかの展開も激しさや重さが強いとかではないのでバランスが良かったと思います。
アクションとかがないわけじゃないんだけど、それを期待すると少ないしヒューマンドラマや家族とかも色々入ってるとはいえどれに肩入れしてる感じでもないので、ある意味ちょっとレトロな映画作品の良さをバランスよく楽しむような感覚があったかも。
アレックスとチュパ
4/9視聴・アメリカ映画・Netflix
伝説の生き物チュパカブラを軸に、悲しみを抱える少年が成長するお話。
子供向け寄りではあるので細かい部分よりも心の機微や交流に重きが置かれつつ、現実社会や大人を見る世界は子供から見た視点よりはそれを知った上での大人が作った子供の視点みたいな上手く説明できないけど世界観は少し大人向け。
こだわらなければファミリーで楽しく見られる感じです。
ちょっと古いけどネバーエンディングストーリーとかの系統に近いかな。
とは言え単純にチュパがかわいいので気楽に見るのにとても良いです。メキシコで人気のルチャ・リブレ(メキシコ式プロレス)も話題に上がるしおもしろい。
作品の舞台がメキシコなのでスペイン語と英語が半々くらい使われているシーンもそれなりにあるため片方の言語だけになじみがあるとか字幕が省かれていたり、文字で追う時の頭での整理がちょっと難しい時もありましたが、いくつか見落としたり聞き零しても問題ない感じにはなっています。
ランサム~交渉人~ S2
4/11視聴・海外ドラマ・hulu
1の整った感じと比べてわりと急に変更させた?と思えるような要素というか展開もあったけど今回も基本は一話完結でそれぞれの交渉にドラマがあって面白かったです。
活動の仕方や交渉する相手とかも様々だしそういった意味ではS1と同じく世界をまたにかけていながらも、内容に幅広さがプラスされていたので1とは違った新鮮さや変化もありました。
1のスタイリッシュさやちょっとした軽やかさが落ち着いた分、少し重めだったり追いつめられて1話見るとドッと疲れるエピソードもあったけど予期しやすく、シーズン自体は長くないので気分に合わせて見やすかったです。
ランサム~交渉人~ S3
4/21視聴・海外ドラマ・hulu
2に引き続き視聴しました。相変わらず個別の事件自体は魅力的なんだけど1のスタイリッシュさや謎解きのような要素がやっぱり薄く、プライベート系の内容は「それ今いる?」みたいなのもあって蛇足というかちょっとその重さと暗さが作品の面白さや良さをちょっと損ねているように感じて、それも必要な流れに思える展開が少なくいきあたりばったりで突っ込んだみたいにも感じられるものもあって、個人的にはない方がすっきり事件を楽しめていいんだけどなーと感じました。
元々1からファミリーとかチームの力を大切にしてはいるんだけど、それも後半は薄れるし個別のごたごた情報はない方が楽しみやすいエピソードもあったようにかんじる。
『NCIS:ハワイ』でも似た感じを受けたけど、チームの家族力を全面的に出してるでもなくまとまりの良いバランスを保っているんだしそれに結局影響も出てないから余分に感じてしまうというか…そこが残念でした。
もちろんエピソードに絡んでる場合は気にならないんだけどとりあえず入れてる感じというか、1の計算された音楽や劇を見ている感覚がなくなってしまったのが残念。
なにより、メンバーたちの仕事以外の部分を知りたくないとかじゃなくて知りたいみたいのがそこじゃない、というずれが。
人の入れ替えやチームメンバーの関係者が出た事で広がってる事件とかは普通におもしろかったです。
途中で見るのを止めた作品
リアリティ番組など、飛ばしつつ見た作品もこちらに含めています。
パパはバウンティーハンター
3/2視聴・海外アニメーション
映画ではなく30分アニメ。題材は面白そうだなと思ったけれど1話を見た時点で一緒に見ていた家族が登場する子供たちのキャラクター性が無理となったので視聴終了。
いろいろ詰め込んで楽しくしたい感じはうかがえたのだけど、世界観は面白そうなのにありきたり感でちょっと潰されてしまっているし子供向けとも大人向けとも言いにくいまとまりになっているので残念だった。
ラジエーションハウス
3/5視聴・日本ドラマ
1話見終わった時はまあこんなものかな…と続きを見るつもりではいたのだけど、シップの事がどうにも引っ掛かって元は何なのか気になりネットで検索。漫画が1.2話無料(ドラマの1話に当たる部分)だったので読んでみたら主人公の設定とか内容がかなり違っていて、しかもドラマを見て違和感を覚えた部分すべてがドラマオリジナルの設定やら何やらだったので納得しました。
元の状態にしておいてほしかった…ドラマで追加された部分が全部私には合わなかったので嫌になる前に視聴終了。
ただ原作漫画でもひとつ「ん?」とよくわからなかったのがレンズ越しにうつる見えている物を見えていると言って見えているのに見えていないと分かっているけど気付いていないみたいな台詞。ドラマでもそっくりそのまま使われていたけどそもそも見えているなら見えているかの確認をしないと思う。私が読み間違えてるのかも。
限界ダディ
4/1視聴・アメリカドラマ
家族の中心人物がいなくなったことで空虚を抱え関係が上手くいかなくなっていた親子が少しずつ互いの関係を修繕していく話(だと思う)。
作中で出てくるバイオ何とかのお話は魅力的でカンパニーの話を持って見たり見学したい気持ちだったけど家族については毎回テーマがあってそれについて乗り越えるわりとあるパターンで、そっちはそんなに今の所興味のある内容じゃなかったので2話見て視聴終了。
ビカミング・ア・ゴッド
4/19視聴・アメリカドラマ
好きな役者さんが主演という事で一挙放送を録画したものの後半5話が他の録画スケジュールと重なり延期。後半を録画する前にCMを見たらちょっと自分とは合わないかなーと思いつつ1話見てみることにしたら、やっぱり合わなかった。最終的にどうなるのかだけは気になって調べたらお話自体もシーズン2へ継続予定だったのが感染症とかの兼ね合いで延期から中止となったようで完結していないみたいなので残念。1話のみで視聴終了。時代設定が古いのもその当時が丁度アメリカであの手のビジネスが出てき始めた頃だったとか。
ザ・ディプロマット
4/23視聴・アメリカドラマ
政治ものは苦手なんだけど最近『サバイバー』や『ミセス・セクレタリー』とか楽しかったので見てみた。1話目の序盤はそうでもなくて終わりの5分くらいに急に面白くなりそうな雰囲気…と期待は持てたものの、こまごまとした言い回しやシーンのチョイスがどうにも合わないので1話でそのまま視聴終了。
Dr.チョコレート
4/24視聴・日本ドラマ
設定や切り口は面白そうで展開も興味深かった、オペに必要だから仕方ないけどチーム紹介は一気だったのがちょっと一部は後から分かるみたいに少しずつ知っていくプロセスが欲しかったかも。あとせっかく個性的な感じにしてるのに結局しゃべる内容や判断がよくある感じだったので個性付けが生きてないように感じた(あとから分かってくるのかもしれないけどそれも一気に出たために私はそこまでひきこまれなかった)。ちょっと色々詰め込もうとしすぎて大味になってる部分も感じられて、せっかくのチョコレートの繊細さが出せる作品なのだから絞っても良かったかなと。
それとどうでもいいかもしれないけど英語のオペを見たりシンガポール帰りの人々が「シュミレーション」と何度も言ってるのがただただ違和感あって、単語なんて伝わればいい記号と言われればそれまでだけど、染みついてる物は仕方ないとしてもそれもテンション下がりました。1話で視聴終了。
スイート・トゥース:鹿の角を持つ少年
4/27視聴・アメリカドラマ
映像も綺麗だしお話も一風変わっていてどうなるかが楽しみで一気に4話みた。主人公の一人である少年は鹿の角と耳があって動きとかも違和感がなくて凄くかわいいので見ていて癒されるし、お話もちょっとだけくすっと笑える瞬間もあったりするけどシリアスとのバランスが良くてとてもクオリティの高い作品。なんだけど4話まで見た所で他のこういう系と同じ展開だなと感じたら途端に飽きたので、私の好みのジャンルではないので4話で視聴終了。
コメント