極力ネタバレなしで見終わったドラマや映画の感想を自分用の記録として載せています。
2022年に見た映画・ドラマ一覧と2021年に見た映画・ドラマ一覧は一つの記事でまとまっています。
当初は特別感想がある時は個別にして後はタイトルだけリストアップするつもりが思ったより感想を残したい作品が多くなって切り詰めても膨大になったので2023年からは3か月ごとに分けることにしました。(※1月に思ったよりみた&感想長くなったので2月以降の分は適当に記事をわけます)
洋画が多いですが邦画もまざっています(見づらかったら変更するかも)。順番は見た順。
作品を見た配信サイトも表記していますが常にそこで配信されているわけではないので視聴したい人は事前に確認をお願いします。
あくまで個人の好みなので感想の長さと面白さは別物ですが何かの参考になれば。
2023年1月~3月に見たアニメの感想はこちら
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
1/1視聴・洋画・Netflix
前作からの情報を追いかけていなかったためNetflix上での表記がなぜか英語だったのでスピンオフとかなにかしらのスペシャル版なのかと思ったら正当な続編でした。
ここから役者さんが交代になっている人もいたのもあってちょっと人物の把握に苦戦しました。というかハリポタシリーズの後半から誰が何だったかをよく間違えます、人の名前と顔を覚えるのが苦手なのでちょっと出てないと誰だっけとよくなってしまいます。
ファンタビシリーズはずっと話が続いている形になっているのだけど不思議と毎回作品としては違った毛色を感じるのは焦点を当てている人物が毎回違うから?
2の中途半端な感じで続いていたのと違ってある程度の区切りが付いたような終わり方だったのでちょっと安心しました。シリーズ自体は5部構成の予定らしいので続きは「前どうなったんだっけ…」とあんまり心配せずに視聴できそう。
パリピ的アフターライフの始め方
1/5視聴・洋画・Netflix
ラブコメとカテゴリ表記されていてタイトルからもパリピな女の子が気ままにパリピ流にゴースト生活を楽しむコメディかと思ったらバシャバシャに泣かせてくる作品です気を付けて。
それぞれのキャラクターの性格や設定も結構作り込まれていて、全く新しい感じでもないけど古くもなくてこの作品ならではの見せ方をしてくれてる感じでどのタイプの人にも優しい作品。
大切な人を失くした人、その人物、何も無くても何かが足りないような不足はないのにいまいち満足感を得られない生活をしている人にも優しくアプローチして何かを気づかせてくれるような話作りでとにかくやっぱりあたたかさに泣きました。
でもどんよりさみしくなるでもなくて、そこはやっぱりパリピというかパリピやパーティーガールという言葉で片づけるのはもったいない主人公の心の変化だったりある意味での成長だったり、でも”らしさ”を失わず自分でいる事の楽しさとか人とのかかわり方とかが詰まっていてシンプルなのに結構深みがあったのも面白いと感じるポイントでした。
ザ・ルーキー シーズン2(継続)
1/6最終話視聴・海外ドラマ・前半FOXチャンネルスカパー!、後半hulu
待っていたシリーズの第2シーズン。今回も前回同様最初にスカパー内のFOXで放送が始まって毎週1話放送されていたのを録画・視聴していたけど12話くらいまで来たところでHuluで一気に配信開始となったのでそちらで視聴。
1と比べて主人公がかなり痩せててちょっと心配になりつつお話は引き続き面白かった。1よりはシリアスな展開もちょっと増えていたかな。でも主人公と同期や教育係、それぞれの私生活とかも交えた話しの進みかたがとてもバランスが良くて見やすかったです。
Huluでもシーズン1についている日本語版の副題はいらないのでは…とおもったらシーズン2にはついていなかったので1だけのものだったようです。
刑事ものではお決まりというくらい出てくるようなタイプのキャラも出てきたりしつつ、会話とか奮闘しながら刑事や人として成長していくのを見るのが楽しいのが魅力。
ただ逆を言えば主人公を含めて登場人物全員がわりとしっかりめの欠点を持っているので、特にシリアス展開になるともたついて感じる場面もありました。でも流れで見ると些細なので気にせず楽しめるのがほとんどだと思います。
グッド・コップ The Good Cop シーズン1(完結)
1/8最終話視聴・海外ドラマ・Netflix
1話目の印象は「カナダ作品?」だったけど調べたらアメリカの作品でした。
なんというか空気が前に見たカナダの作品と似ていたから。元は同タイトルのイスラエルの作品だそうで、それでアメリカっぽくない雰囲気があったみたい。
それと1話は”名探偵モンク”に似た印象があると思ったらスタッフが同じようです。
最初は古き良きという感じの流れだから最近は流行らないだろうなと思いつつ、事件解決の時にぐわっと面白くなったので全10話見ました。
最近のアクションや刑事もの慣れていると結構20年以上前の緩さがある作品なので序盤で飽きてしまう人もいるかなと感じました。親子の関係性やキャラの設定が良くも悪くも古めかしいです。それ自体がだらけてみるのにちょうどよかったので気合入った作品の後とかあまり時間ないけど寛ぎたい時にはぴったりでした。
あと事件自体は犯人が分かっていても面白かったりするのが多い。
後半になってくると1話の頃にあったテイストがけっこうぼやけてしまっていたり、仲間の魅力が出そうで出なかったりという感じであと一歩感がいろんなところで感じられて残念でした。
どのキャラも個性的で魅力をいくらでも出せるはずなのに設定・弄り方・会話がわりと昔のあるあるな感じで今の感覚だと受け入れにくかったりとギリギリのラインで好きに昇格させない感じを出してくる(あるいは見せてくれない)から、もったいなかった。
それぞれのキャラの一面しか見せないために作品内でいう性格に期待してもそれを感じる場面がなかったり、意外性とかこのキャラだからねwとお決まりになるほど定着していなかったり。
一番キャラが濃いというか目立つのがお父さんなんだけどそこも憎めなさより一時的なエンターテイナーとしか見せないしそういう印象で固定してくるので終盤ではシーズンが続きそうな雰囲気で終わったのにあまり気にならないし、そのせいもあって最終回はなんというか全体的な流れが空中分解しているようなまとまりなく見えてしまった。
せめて刑事同士のチームっぽさを出すとか家族の問題や交流を出すとかあったらよかったけどそれ自体も薄目だったので安心感や心地よさは少なめ。チームとしても親子もバランスが微妙に作品内で言うような相性が感じられなかった、せっかく雰囲気はそういう感じがあるのに。
スパイダーヘッド
1/11視聴・洋画・Netflix
『デッドプール』の脚本家が手掛けてるとあって流れたPVが面白そうだったので視聴。
ちょっと実写版のアサシンクリードがなぜか頭をよぎる時もあったけど、内容は全く違うお話。
割と内面を掘っていったりと精神的に追い詰められるのが見ている人のテンションによってはずっしり影響があるかも知れないので気分が安定しているとかそもそもこういう系統が好きという人におすすめ。私はそんなに好んで見るジャンルではないといえばないんだけど、たまに遭遇するとどういう結末になるのかが気になってよほどNGとか合わない要素が一定量貯まらなければ最後まで見るタイプ。『CUBE(1997年版)』(これも系統は違う)とか。
実際にこういう事が出来るようになる可能性はおおいにあるだろうから、その時の人類ってどう適応していくのかを描いた作品もみたいなと想像が良い方にも悪い方にも広がるのが楽しめます。
いろんな面で色んな人物に共感したりこんな事もあるんだと驚いたり。基本的には静かに展開していくから豪快なアクションとかを求めてる人には向かないけど最後どうなるかを追える人は見やすいかと。
作品に対する注意事項を見て無理とか最初の10分くらい見て無理と思ったら絶対合わないと分かるので優しい作り。
役者さんあるあるを言いたいけど作品のネタバレになると気付いたので言えない…。あとかなり昔にみたスーパーマーケットが出てくる冴えない男性の映画が浮かんだけど内容もタイトルも思い出せない…そしてなぜ浮かんだのかも思い出せない。
マン・フロム・トロント
1/13視聴・洋画・Netflix
コメディアクションが見たくて探していたら出てきた作品。
一般人がひょんなことから事件に巻き込まれる系は大好物です。お話や主役二人の掛け合いもとても面白かったし、特にクライマックスのアクションのなめらかで激しい魅せ方は目が離せなかった。たまにぶっとんだ展開や行動があるけどそれも込みでコメディアクションと思っているのでこれぞ!という楽しさがありました。
それぞれのキャラの身のこなしとかがとにかくなめらかで、なのにがつんとくる動きがあってなんだか新しく感じました。なんだろう。
さらに驚いたのはゲストとして山下智久さんが出演していること。紹介文にも書かれていたから楽しみにしていて、内容は見てのお楽しみだけどめちゃくちゃよかった。作品の演出や展開が苦手な人もいるかもしれないけど、私は面白かったし山下さんは野ブタとクロサギくらいしか見た事なくて特に好きとか嫌いとかない方だけどなんだかとても好感度が上がりました。もっと羽ばたいてほしい。
色々詰め込んでいてごちゃまぜのおもちゃ箱のような作品だけどどれも不思議とバランスが良くて笑いももちろんあってスッキリしました。
こういう系でのお決まりの展開とかも多少挟みつつ、台詞とかはこの作品ならではの味を出しているのでどのシーンもだらける隙もなく進んでいくのであっという間でした。
フィール・ザ・ビート
1/15視聴・洋画・Netflix
不本意ながら子供たちをコーチングする事になったデキる大人が子供たちや故郷との絆をはぐくむことで成長する定番ストーリー。
この手のものは好きだけど最近そんなに見かけないので現代版があって嬉しいです。涙あり、笑いありで終わりは楽しい気分で見る事が出来ました。
ただ、ディズニーや昔ながらの大団円を期待すると終わってから「…あれ?」と思うかもしれないです。あくまで華の有る主人公が軸となったストーリー構成が徹底されているのが定番と違う所で、悪く言えば宝石の原石を削って磨き上げたあと、その宝石を飾って輝かせているんだけど削って出た破片とかゴミとみなされ削ぎ落された物がその辺に散らばったままという感じ。足元を見なければ問題ないです。それにそれだからこそこの作品とも言えるので満足です。
先にも書いたけど主人公がとても華があり目を引くのでそれだけでも見る価値はあるかも。昔のクリステン・スチュワートさんを彷彿とさせる子役の人もいたりして楽しかったです。
invert 城塚翡翠 倒叙集
1/16視聴・日本ドラマ・hulu
前半5話分の霊媒探偵・城塚翡翠の感想は2022年の見たリストに載せています。
最後の2話が前後編だったので続けてみようと待っていたら配信開始のお知らせを見逃していて今頃に。
invertに入ってからは『P.A.』みたいな感じで翡翠さんが変化するのかと思っていたらそうでもなかったので、また「事件は面白いけどどうかな…うーん」みたいな感覚で1~3話を見ていました。
特に間に挟まった特別篇にも期待をしたところ作中に出てくるマカロンくらいの情報や収穫しかなくて少し残念に思っていたんです。
でもです、でもですよ?そこはやっぱり安定の城塚翡翠が魅せる舞台の上。
ただで終わるなんてことは当然なくて最後の1話でまた大好きという感情に引き戻してくれちゃうんだからさすがとしか言いようがないです。
相棒のまことちゃん以上に何も知らない私たちは、これからも彼女の事を少しでも知る事は出来るのか、それとも一面を知った所でまやかしの奇術で遊ばれるだけなのか…遊ばれたいなー!と思う良い作品でした、ありがとうございました。
なりすましアサシン
1/17視聴・洋画・Netflix
サムネイルと日本語タイトルから先日観たマン・フロム・トロントと似た感じのおバカなアクションコメディかと思ったら全く違う感じでした。
本人たちはいたって真面目に進んでいくし馬鹿な事もこれといってしていないのに見る側をきちんと笑わせてくれたりちょっとした会話の伏線を回収してくれたりが息が抜けるとか主人公がみっともないとか恥ずかしい目にって笑われるとかの笑いじゃなくて画面外から見るからこその笑いで要所要所でカッと笑わせてくれる感じ。
なんでそうなったかの流れを予想するのは簡単なのに分かっていても面白いしどうなっていくのか、あと自分達で蒔いた種を笑いとして回収していくのもあざやかでシュール系よりも、もっとゆったりと笑いや展開を楽しみながら見る事ができてとてもよかったです。
マーダ―・ミステリー
1/19視聴・洋画・Netflix
序盤は悪い言い方をすれば微妙なドラマを見ているような感じで進むのですがそこはアダム・サンドラ―さんが出てるだけあってそのままでは終わらないです。
そこの平凡さというか誰でも共感できそうな場面があるからこそ事件が起きてから終わりまでの流れが活きてくるので、序盤から爆発とか派手なアクションが欲しい人には向かないかもしれないけど謎解きもアクションも楽しみたい人や”ナイブズ・アウト”系が好きな人にはあそこまで全工程が洗練されているわけではないにせよ庶民的で緩く楽しく見る事が出来るのでお勧め。
謎解き好きなら一度は憧れてしまう?展開とはいえ巻き込まれたら、ある日もしも思いがけない誘いがあったらどうするかで人生経験が大きく変わるとしたら自分はどうするか…なんて想像するのを見ながら楽しめます。映画だと極端なのでとんでもない日になったり驚くほど人生変わったりとかあるけど、そういう些細な選択が日々の中にも転がっていたりするんだなと思うだけでワクワクしますよね。
スリープオーバー ~夜の大冒険~
1/19視聴・洋画・Netflix
“マーダー・ミステリー”と比べるとキッズやファミリー向け。”スパイ・キッズ”よりもだいぶ現実的に進んでいくけどそれがまた上手くマッチしていて面白いです。
ファミリー向けならではの、それぞれの登場人物が家族も友達も皆が体験を通して成長したり心をより通わせ合ったり個性を尊重し合う面を持ちつつ子供心や子供目線の反応とかも忘れていない感じで楽しめました。
ハラハラはないけど「この出来事が無くてもこの家族は大丈夫だっただろうな」と思える家族だからこその冒険が見ていて穏やかな気持ちになれたし、超能力とか誰も持っていないような特別な力が無くたって皆それぞれが特別で大切なんだって自然と受け入れやすくなる作品。
綺麗にまとまっているし展開もどうなるのかを子供たちと一緒に冒険していく感じで見る事が出来て楽しいです。
一つ個人的に思ったのはパパさんの服だけはどこかで着替えるタイミングがあって欲しかった。
あと学校のトイレめちゃくちゃ綺麗でおしゃれで驚いた。
フェイフェイと月の冒険
1/23視聴・アニメーション映画・Netflix・イチオシ
名前とサムネイルのウサギちゃんが可愛かったので見たらとんでもなかった。
ファンタジーな月の世界を女の子が冒険してほろりとする場面もありつつ心が成長するみたいなよくあるのかと思っていたのに…だいぶ水分を持って行かれました。
どんな形であれ不可抗力的に愛する対象を失ってしまった事がある人ほど刺さる作品。
そういった経験が多いわけでもない私でも大泣きしたので他の人はもっとだと思う。
実際の中国の伝説やアジア圏の習慣や人の関わり合いも取り入れているというだけあってミュージカルではあるんだけど動きや世界観に違和感がなかったです。
なので普段子供向けや海外の主人公や大人キャラたちの大げさな表現系がちょっと…みたいな人も見る価値あり。歌も確かにあるけど流れは気にならなくて、なんというか初期のディズニー長編アニメ系で押し付け感がないしお話しの魅せ方も文化や世界が美しく描かれています。
あとうさちゃんかわいいんだ。
本当の意味で個性や子供やそれぞれを一人の人間として尊重してるし、良い思想でもなんでも押し付けすぎず本人の気づきや学び・変化の成長速度に合わせているのもとても好感が持てました。
見ている時に少しだけ浮かんだのはピクサーの”インサイド・ヘッド”を主観的にして落ち着かせさらにかなり見やすくした感じ。あちらは人が育って行く様や感情の揺れ動きにフォーカスを当てているので内容は全く違ってどちらも好きです。
ハーフ・ブラザーズ
1/23視聴・洋画・Netflix
“フェイフェイと月の冒険”でボロ泣きしたので、サムネイルの雰囲気からちょっとおバカなはちゃめちゃロードストーリーっぽいこちらを見たら今日はとことん泣かされる日だったようでこちらも全く違いました。
はちゃめちゃおバカコメディではなさそうなのは開始5分で分かったのだけど、どこにもそんな事書いてないのにコメディ色が強い作品だと思い込んでいたので30分くらい混乱しつつ心を休めつつ見ました。
兄弟どちらの経験も似た感覚を経験したことがあるのでどちらの気分も何となくわかり不思議な気持ちでした。
思いがけず自分の事を振り返る瞬間があったのも収穫かも。
こちらはこちらでまた別の喪失感への対処法だったり人との絆だったり、心の葛藤だったりを練り込んでいて時折笑える部分も混ぜてあって、なのにどれもが全部最後は感動させてくる作品。
一般的な作品よりは言語混成があるのですが序盤のスペイン語で怯んでも、仮に日本字幕読めなくても大体その後で説明してくれるので大丈夫です。
血のつながりでどれだけ集まっても分かりあえなかったり孤独に感じるのは簡単で、かと思えば全く縁のなかった他人や他の生き物との方が心を通い合わせられたり人の心は不思議ですが、紐解いてみると大して絡まっていなかったのにそれを見る視点が間違っていただけて自分の頭で難しくしている事もあって、なんていう事もしばしば。でもだからこそ人間て愛しいよね…分かった上で、何でも許容なんてことはできないにしろいろんな視点に気付けたり可能性を考えられるようになっていきたいです。
コンドル~裏切りの諜報~ シーズン2(継続?)
1/25視聴・海外ドラマ・AXN スカパー!
見終わってから気が付いたけど副題も『狙われたCIA分析官』から『裏切りの諜報』に変わっていました。
1とは別物の話となっているので納得、ただしシーズン1を知らないと人間関係や登場人物の大半が何が何やら…となるので1からの視聴がおすすめ。
こちらは重厚なスパイの話なので暗めの画面、複雑な人間関係、思惑が沢山折り重なっていて笑いは一切ない真面目で暗いという私は普段ならパスするジャンルなのだけど何故か最後まで見る事が出来てしまう作品。
それをいうと『ザ・シューター』も割とそんな感じだったけどあっちは2の途中で挫折したけどこちらはまた今回も最後まで見ました。
1話につき、おっ…となる時間は5分くらいなんだけどそれが面白くてエピソードごとの終わりと各タイトルから何が起きるのか気になってしまって見てしまう。
今回は前回と全く立場や状況が違うにもかかわらず鬱蒼とした数日をこまめに描いていて面白かったです。
唯一不満だったのはソロモン王と従者アヤと死の天使の授業もっと聞きたかった。
調べても出てこなくて気になってます。この辺りでは話が駆け足で進んでいて作中での言いたい事は分かるけどちゃんと知りたい。
2018年にシーズン1、シーズン2は2020年に放送され撮影が済んだ時点でAudience(配信会社)がサービス終了を発表したためEpix(現MGM+という配信会社)でシーズン2が配信となったようで(良く調べてないので間違ってるかも)、シーズン3は引き続きEpixから制作進行予定のリストに含まれてはいるものの撮影開始や中止などのお知らせは出ていない様子。
打ち切りにはまだなっていないもののいつ制作になるか、日本で配信されるかなどは完全に未定。
続きが出たらまた見るかも。
ヒーローキッズ
1/26視聴・洋画・Netflix
“シャークボーイ&マグマガール”のスピンオフで世界観やキャラ共有があるちょっとした続編。スパイキッズとかのシリーズが好きな人にはめちゃくちゃおすすめ。
子供向けなのでCGや展開や理由のあれこれが良くも悪くもお子様向けなんだけどこういう作品ならではのワクワクと、成長してる人が見てもまだ子供の世界は無事だみたいなほっとできる瞬間を与えてくれるシリーズでとても好き。
子供が子供として在れて大人になっても子供の成長や発想を大切にしながら大人も子供心を思い出す事が出来て楽しいです。
こんなことができたら?できないことがあったら?を分かりやすく形にしてくれているし大切なのは何なのか…っていうのをお話を通して自分で発見させてくれるのも好きなポイント。
こういうある意味でのファンタジー・アイディアを扱う作品はこれからも出てほしいです。
HUSTLE/ハッスル
1/27視聴・洋画・Netflix
表記にコメディとあったので見たら笑いどころもあるヒューマンドラマでした。
というよりバスケファンのバスケファンによるバスケファンのためのバスケ映画といえるかな。
スポーツ映画系ではよくあるお話といえばそうなんだけど絆や成長を描きつつ暗くなりすぎず、かといって現実からかけ離れてるでもない感じが見やすくて疑似ノンフィクションみたいな作りだけど見やすかったです。
登場人物たちの関係性もそうだけど演じてる方達がはまり役だし、なんというかとてもバランスがいいなと見ていて感じました。
特にアダム・サンドラーさんにはコメディのイメージをかなり強く抱いてしまっている為わたしにとっては想像した事のない立ち位置や組み合わせだったのも意外性があってでもそれがよかったというか、新たな魅力を見つけながらそれがこういうのも合うよねとしっくり馴染みました。
なんでもハッピーハッピーとか一人特異な人がいるではなく誰もが汗と涙を流してそれが自分だから人生だからと受け流しながらもちょっとの出会い、ちょっとの会話で変化が起きて地べたから這い上がって自分のための心や笑顔や愛を勝ち取っていくのをオーバーじゃなくて本当にありそうな流れで描いていてすっきりする。
関係ないけどバスケの技術はもちろんのこと、バスケ選手とか手の大きい方がぐわっとボール持つの凄いなといつも思う。
私なんて手のひらサイズのみかんですら滑って落とすのに。
うちの執事が言うことには
1/29視聴・邦画・Netflix
仏頂面執事が出るのと今月で配信終了とあったので気になって視聴。
お話は映像化のためにわざとらしい周りの発言やらがあったけどその辺りは実写化あるあるですね。
最初のちょっとよくなっていくところから面白くなったけど全体的にあっさりしていて、執事との交流というか深まっていくところや謎解きの演出がもう少しじっくり見たかった。
あとは主人公がなんだか住み慣れてなさそうなのが不思議だった、子供時代の映像や説明や性格や過去回想があるのに主人公の人としての歴史がないみたいな。
周りとか主人公の能力があるのにそこはなぜその選択をしたんだろうとかちらほら、うーん?と思う時もあったけど見終わってしまえば主人公や周りのぎこちなさも良い方にまとまってる気がしたしこれから成長していく二人だからな…と納得できる感じ。
なので続きがあったらさらに成長していく二人を見たりできるんだろうけど、お話としては終わったみたいなので続きは無いのかな。
執事さんはかっこよく、子役とわんちゃんかわいかったです。
ステップ・シスターズ
1/31視聴・洋画・Netflix
不本意ながら自分の目的の為に別のソロリティーのステップコーチになる事に…というよくあるタイプのお話。ちょっと違うのが主人公も教える対象も同年代の学生というところ。
展開とかもあるあるな流れだけど古くならないし、この作品の面白い所はそのステップというダンスにほれ込んでいくとかではなくて人種差別を通して自分らしさを見つけていくところ。
分かりやすい構図にするため白人vs黒人みたいになっているので他の人種はほぼほぼでません。
でも実際の所この作品はさらにその次に進んでいて白人と黒人の理解から生まれる絆…とかではなくて人との絆を深めていくのに人種は関係ないということと、本当のテーマはその先でもあり根底にある、人種間の対立ではなくてそれぞれの立場から生まれた不安や劣等感や、人種や個性や親に振り回されている自分を問題定義していることとそこからの脱却。
これは作品内の出来事だとか、創作だからうまくいきすぎとか思うかもしれないけど人々が気づき考えてそれを当たり前にしていける時代にもう人間は準備できてるんだし、こうしていこうよっていう流れ方を教えてくれる作品です。
題名も作品内で出てくるダンスの”ステップ”とソロリティーを通して団結しステップ・シスターズ(義理の姉妹とか血のつながらないけど心の家族的な姉妹)になっていくみたいなのが上手く掛け合わされていて好き。
途中で見るのを止めた作品
ソロ活女子のススメ
1/14視聴・日本ドラマ
気になっていた作品で見ている動画の投稿者もおすすめしていたので配信終了前にと視聴。好きなテーマ出し面白そうだし情報も得られそうだったのだけど、アプローチが合わなくて3話ほど見て視聴終了。あと画面もホラー?くらい異様に暗い場面が多くて見づらかったのも少し下がった。
ノット・オーケー
1/17視聴・海外ドラマ
1話20分の青春・超能力もの。PVが面白そうだったのでその地点にどうやってなるのか見たかったけど屈折した青春の陰鬱とした雰囲気が全面に出ていて合わなかったので1話で終了。
メディカルポリス
1/17視聴・海外ドラマ
真面目な感じかと思ったけど最初の5分で作品の雰囲気が合わないと分かり10分ほど見て視聴終了。私は笑いの種類が合わなかったけど、好きな人は好きなダル医療系。
パパ、恥ずかしいからやめて!
1/17視聴・海外ドラマ
急きょ一緒に暮らす事となった父親と娘のシットコム。ティーン向けとも大人向けとも言えない感じで笑いが合わず1話の途中で視聴終了。
コフィ―&カリーム
1/29視聴・アメリカ映画
コミカルな感じかなーと思うのだけど台詞のチョイスとかがどうにも合わない苦手なタイプだったので、動きが出るまでは様子見ようと思ったんだけどやっぱり苦手で動き出す前に視聴終了。
ミー・タイム
1/29視聴・アメリカ映画
こちらも家族のために身を粉にして過ごす中で自分を見失った主人公が自分を取り戻していくコメディ…ということで期待したのだけど、苦手なシーンがコンボできてしまったので20分弱でギブアップ。数日置いてから飛ばしつつ見ようか悩んだけど見たい気持ちが完全になくなってしまったので終了に。
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