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手持ちの本を電子書籍化をするべき理由5選

本の自炊のお悩み解決
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断捨離をしているなら処分するだけで済む雑誌、
時間をかけて本の自炊(電子書籍化)をする必要性はあるのか?
電子書籍化は断捨離をする人にもしない人にもお勧めしたい理由を5つ挙げていきます。

そもそも電子書籍化するとはどういう事なのかについては以下をどうぞ

形あるものはいつか壊れる


どんなものでも形がある物はいつか壊れてしまう物、本はとても繊細です。
本当に大切に保管するならば気温や室温に気を付けて時々は日干しをすると良いらしいですが、生活をしていて家事や仕事の合間に自宅にある全ての本にそこまで気を配るのは現実的には無理ですよね。

それで本棚に保管していても埃は溜まるし、環境によっては気を付けてもカビや虫の被害にあってしまうかもしれません。そうなる前にデータとして保存しておけば何もかもを失う心配は減ります

何より人生何があるかなんてわかりません。
売り切れる前に、あるいは予約して発売日に購入を済ませ、いつか読むつもりのいわゆる「詰ん読つんどく」で買った本を読まずに貯め込んでいる人もいると思います。
でももしもその時自分が精神的・肉体的に本を整理して運び読める状態ではなかったら?
家の中でも安全と思える場所に保管していたとしても、最悪の場合災害などで失ってしまうかもしれません。

そんな時に電子書籍としてデータ化していれば、保存方法や保存場所にもよりますが簡単に家から持ち出す事も出来ますしクラウドなどに保存している場合はインターネットに接続すればどこからでもアクセスして読む事ができます。

手持ちの本は破れたり水がかかったり燃えてしまったりと形を留めておく事が出来なくなったら読めなくなってしまいます。けれどデータなら復旧したりクラウドに外付けHDDと複数の場所に保管もしておく事が出来ます。1冊だめになってしまうよりもその方が本を失ってしまうというリスクを抑える事ができます

記録の整理は心も整える


部屋の掃除をしていたら古いアルバムや漫画を見つけてつい片づけそっちのけで読みふけってしまったりする事もありますが、あえてそれをする感じに近いです。

整理整頓をしていく中で忘れていた本の存在を思い出せたりしますが、電子書籍化ではきちんとデータ化出来ているか確認を行ううえで、さらに深く中身を確認してその魅力を発見したり再確認する事が出来ます。

セルフ・ハンディキャッピングも捉え様

差し迫った少し憂鬱な予定から気を逸らすために何か行う事があります。
テスト前になると急にゲームがしたくなったり掃除を始めてしまったりという経験をした事がある人は多いのではないでしょうか。
実はこの現象には心理学的に「セルフ・ハンディキャッピング」という名前がついています。

これはいくつかの理由がありますが問題から正当な理由で逃避をしているような行為にも実は理由があります。逃げ道を作る自己防衛の行動ではありますし、説明を見るとどちらかといえばネガティブな理由が書かれている事が多いですがこれは使いどころを見極めれば自分の心を整理する行為にもつながります

自分でどうにもならない場合もありますが、電子書籍化の作業をしていると順番に習う単純作業の中でも細かい確認をしていく間に書籍の内容も気になってつい読んでしまいます。

電子書籍化の作業でいえば、途中で内容を読んでも電子書籍が完成するのが遅れる事はあっても何かを妨げる事はありません。
単純な作業を通して自分が本当に見たい考えたいものは何か、したい事は何かと気付くきっかけになる事もあります。
もしくは忘れていた本のちょっとした一文から思いがけなず悩みが解決したり、成長のヒントを発見する事があります。本を読むつもりで開いていないからこそ、飛び込んでくる道を発見する事が出来るのです

新しい形でいつでもどこでも知識と経験を掘り起こせる


これまでは本を開いてページをめくり、一行ずつ読んで知識を得るというのが一般的でした。
本棚に並ぶ本の中から今読みたい物を選ぶのも、本の匂い、ページをめくる感触と音、間にしおりを挟む行為、読み終えた達成感、手にした所有欲がどれも満たされる本は大好きです。

ビデオテープに録画した番組を見ていた時代も、レコードで音楽を聞いていた時代も、ガラケーでボタンを一つずつ押した時代も、それ以前の黒電話の回すダイヤル式電話の時代も、その行為を含めてどれも好きで楽しかったです。

でもスマホの便利さ、サブスクリプションで月額料金を払えばいつでもどこでも音楽を聞き放題、映画を見放題、細かく好きなシーンを繰り返し見る事も容易にできると、それぞれ違った良さや味があっても全てを戻る気にはならないです。
本も例外ではありません。電子書籍はすぐに読みたい本を探し当てる事が出来てサクサクページをめくり暗い部屋で読みづらくなる事もなく移動先でも読めますし手を離して他の事をしながら読むこともできます。この便利さは紙の本とは違う魅力です

全ての紙の本を処分する必要はありませんが、電子書籍に向いたジャンルや自分の生活に合わせて有効活用する事で生活の質の向上にもつながります

紙の状態で読んだ本も電子書籍にすることでばらばらと開いたまま置きっぱなしになって部屋が散らかる事もなく、文字を大きく表示したり読み上げ機能を使用すれば生活に変化にも対応させていく事ができます。

子供やペットが居たり部屋に気軽に詰んだり置いたままにしづらくてもいつでも読めます。
料理をしながらレシピを確認する事もできます。
老眼や視力が落ちても文字を拡大して画面を明るくすれば少しずつでも読むことができます。

読み取れる物語のすばらしさは電子になっても感動が変わる事はありません。
本自体も保管しておきながら、本をぼろぼろにする事なく大好きなシーンやフレーズを好きなだけ読み返すことができます

よくコレクターは「保存用・観賞用・布教用」と同じ商品をいくつも買う場合があります。私もコレクター気質でこだわりもあるので経験があります。

非破壊で電子書籍化すれば実際の本は保存用として普段は電子書籍で好きなだけ読み返しても本が汚れる心配がないです

参考:ページをめくるだけで電子書籍化できる非破壊スキャナーのススメ

探す手間も省けて書きこみも容易にできる


目的の本を探したり、そもそも何を探しているか分からない時、紙の本だと探すのが手間な時がありますよね。
あのレシピが見たい!タイトルも覚えてる、でもどの本の何ページだったか思い出せない…そんな時も文字で検索をかければ電子書籍なら一発で表示されます。何を作ろうか決めかねている時でも食材から逆引きで検索するのも簡単です。

または印象的な台詞だけ覚えているのにどの小説の誰がいつ言った物か思い出せない時も電子書籍ならすぐに出てきます。
(文字で検索をしたい場合はスキャンの際にOCRという文字認識機能をオンにしておく必要がありますが一度設定すれば自動で読み込んでくれるので便利です)

さらには対応したソフトやアプリを使用して教科書や参考書なども紙の本体を汚すことなく好きなだけ付箋をつけたり手書きで書きこんだりマーカーで印をつける事も可能です。

あとから「マーカー引きすぎてどれが重要か分からなくなった…」「最初に見たときはこっちが重要だと思ったけど違った」なんていう時も簡単に消して付け直す事が出来ます。電子書籍ならやり直しがききます。

参考:教科書・参考書を電子書籍化して効率を上げよう

海外の学生だとあらかじめデータとして教材ダウンロードも選べる方式を採用していて授業のノートやレポートを作成する際にその画像や文を引用しやすくなっていたりするようです。

データの保存フォルダやアプリに入っているデジタル本棚も気軽に入れ替える事が出来るので重い本を何度も移動させる力が必要なく自分の好きなように分ける事ができます。

スキャンを終えた本は処分する必要はなく、かといって手元に置いておく必要もないのでトランクルームなどに預けて部屋をすっきりさせることもできます。

自分のちょっとした感想やメモを直接保存したり、紐づけて保存して同時に見返すこともできます。付箋だらけで本が分厚くなる事もどの付箋だったか探し当てる必要もありません

おまけ・断捨離と処分の喪失感をやわらげてくれる


捨ててしまうのは簡単ですが「捨てるのがもったいない・物がある方が豊かな気がする」という感情が時には断捨離や整理整頓を邪魔します。

私も本はあればあるだけいいと思っていて以前は巨大な図書館のような本棚に憧れたり、積み上がっている本を眺めるだけでもそれを全部自分が持っていると幸せな気持ちになっていたので、断捨離で物が減っていくのはストレスに感じる事もありました。

目で見て確認できる物の量はそれだけ自分の満足感を高めてくれていたのです。それが減っていくのがは心が寒くなる思いでした。中でも本を処分するというのはありえない気持ちでいっぱいでした。でも場所には限りがありますし、結局大切に保管をできないと強制処分せざるを得ない状態になる事もあります。

その経験をしてせめて何か自分で心を痛めずできる事はないかと思って電子書籍化に踏み出せました。不思議と、ただ捨てるだけでなく自分でも出来る事はやったと思って処分する心の準備ができました。

自分でお金を払って買った物や人から貰った物を捨てるというのは消え物ならまだしも、ずっと置いて置ける気がするものだと抵抗感が強い人も多いと思います。
掃除や整理整頓て自分に何かあった時のためや生活の変化が訪れる時いつかはやらなければならないと思っていてもなかなか踏み出せない事も多いです。

でも電子書籍化してデータがあるなら手放してもいいかな、と踏み出すきっかけになります。

おわりに

ここで挙げている以上に電子書籍化をすることで得られる事はまだたくさんあります。

処分する予定のない本でも大切に保管しておきたい本でも、電子書籍化してタブレットやパソコンからいつでも読めるようにしておけば快適なデジタルライフがさらに進歩すると思います。
電子書籍化にはいろいろな方法があるので完全に処分するつもりの本でも、破らずに保存しておきたい本でも、データとして保存する事は可能です。

自分がどうして残したいのか、どういう形で使用したいのか、最初は分からなくてもデータにしておけば後からその使用方法に幅が出たり思いがけず役に立つこともあります。

家電の説明書など年に1回見るか見ないか、でもいざという時どこにしまったか慌てるような書類も最近の型ならメーカーがオンラインで説明書を確認できるようにしてくれています。

自分でも電子書籍として「説明書」のフォルダに保存していれば困った時にすぐ確認する事が出来ます。

工夫をして自分の生活を快適に、探し物に充てる時間をもっと有意義な事に使う事が出来るようになります。

レシートを写真撮影して家計簿を付ける人は同じ要領で出来たりするので気軽に始めやすいと思いますし、ドキュメントスキャナーを購入すれば機種によってはレシートの保存も可能なので家計簿が付けやすくなります。

ちょっとしたことでも一度初めてやり方を学べば色んな応用も聞くので経験しておいて損はないと思います。

いきなり裁断とか購入して始めるのは抵抗がある…と言う場合はレンタルで非破壊スキャナーを試してみると自分のやりたい事が見つかるかも知れません。

本の自炊のお悩み解決
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