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大型裁断機が届いた

書籍自炊の記録
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説明は少なくても分かる…けどちょっと大変

注文して2日で届いた400枚まで一度に裁断可能な大型裁断機。夜に家族と一緒に箱から取り出しました。家族の提案でまずは1階で箱から出して音を確認してから持って上がるという事に。家族は2階の床に直置きと言う事で、動画でも「カン」「タン」と切る時に音がするのをうるさいのではとずっと心配していたので試す事になりました。
発泡スチロールの細かいのが結構ついていましたが問題なく取りだせました。本体の他には説明書、脚カバー、六角レンチ2種類が入っていました。レンチは自由な感じでむき出しで入っていたので、あとで本体の「TOOL BOX」と書かれている所に入れました。開け方やしまい方は説明にはないので少し時間がかかりました。

さらに時間がかかったのが本体に取り付ける滑り止めの脚カバー。形がいまいちあっていないのか、カバーがとても硬くてなかなか本体にはめ込む事が出来ず苦戦しました。大きめのマイナスドライバーを差し込んでてこの原理で広げつつもう片方も差し込んで、とありましたが硬いプラスチックなので油断すると反対をはめようとしている時に軽く押し込んでおいた方が外れてしまいます。

本体にもついているプラスチックとの幅もあっていなくてカチッとははまりません。とはいえ予備と言う事なのか同じパーツが5つ入っていましたが取れる事はないと思います。
購入者の方々の詳しいレビューを読んでいたので事なきを得ました。
本体をしっかり安定させて置いたら、ただ差し込むだけの刃を引き下ろす棒を取り付けて次は箱に納める為に逆についているハンドルを本来の向きに付け替えます。これは六角レンチで外して簡単にできました。

HFS(Hardware Factory Store)の裁断機
縦横と上下を固定しての裁断が可能

本体は重いけど切れ味は軽い!

いよいよ試し切り…まずは家族がすでに用意していた使用済みでメモ帳にリサイクル予定のコピー用紙。かなり溜めてありました。それを台に表示されているサイズに合わせてセットしてからハンドルで上から押さえるパーツを下ろして用紙を固定。初めは家族に試してもらいました。
すると…さらさらと流れるようにあっという間に切れていくコピー用紙!音もなくスッと切り終えました。これには家族も興奮していました。次に私も試しましたが、全然力がかからない。コピー用紙だから切れやすいというのはあるのかもしれませんが、この切れていく感覚はとても気持ち良いです。

試しにと持って降りたカバー付き雑誌(外カバーと内カバーは省いた状態で100ページ50枚、1枚ずつがやや厚手のしっかりした紙)、これから最も頻繁に切る事になる漫画雑誌でも試しました。
カバー付き雑誌の中身も難なく切れて、紙質の粗い600ページの漫画雑誌はさすがに入らなかったので半分に分割してからカットしましたが表紙の厚紙も問題なくカットできました。
とにかくさらっと切れるのが楽しい。またスキャンが追いつかないくらい裁断したくなる…。
あと、裁断機を買う前に6分割してしまった雑誌、これはまとめて1冊分として重ねて上下と二辺を固定して裁断したら1冊としてそのまま切ったのと同じように綺麗に切れました。素晴らしい…。
普段はしっかり上げて安全ロックがかかった状態にするか、下げておけば怪我の心配も少ないです。私は使用していない時は下げた状態にしています。もっと使用しない時はロックして刃を動かす棒を外しておくのもいいと思います。

気を付けたい事

刃の取り扱いやその付近を触らないように気を付けるのはもちろんですが、何しろ本体が重いし大きいので動かすのも一苦労です。最初に置き場所を決めてすぐ置ける状態にしておいたのですが、階段を持ってあげるのは二人がかりでした。
最初、はこのまま持って上がろうと思っていたのが下で試し切りをしてそのまま持って上がる事になったので棒を気を付けないと…と思っていたにも拘らず、カットで楽しくなったあと棒を外すのを忘れ棒を差し込む側を先頭に持って上がったのですが何段か上がった所で見事に棒が滑り落ちて夜なのにガラガラと盛大な音を立ててしまいました。
ただでさえ重くなるので棒は絶対外して動かすのがおすすめです。持ち運びの際は安全ロックをかけて棒を外した状態で!こんなミスをする人は少ないと思いますが念のため。

あと、これも割とすぐにやってしまった失敗なのですが、刃はかなりシャープに切れるのですが障害にはめちゃくちゃ弱いです。すっかり切れ心地が楽しくてどんどんカットしていたある日、雑誌の付録としてついていた小冊子もカットする事にしました。それにはホチキスがついていたんです。
「ホチキスがついてるけどそこを避けて切るから問題ないよね」
これが大きな間違いでした

私のイメージではホチキスは真っ直ぐしっかりと打たれている事を前提に少し距離を置いてカットしたのですが、実際はホチキスはもっと角度が広がった状態になっていて刃に当たってしまったんです。気付いた時には何もかも遅くて刃に傷がついてしまいました。
買って数日なのにもう替刃を買わないといけないのか…!と思ったけど、ホチキスの有った箇所に合わせて切った断面に凹凸が入るようにはなったのですが問題なく切れます。本当によかった…多分長持ちしないか少しずつ刃こぼれが広がっていったりしてそのうち刃の交換をしないといけないとはおもいますが、本当にちょっとの油断で面倒な事になってしまうので絶対ホチキスなどの類はしっかり外してから裁断してください
こんなミスもする人はほとんどいないと思いますが…。あとこの傷のせいか、これ以降は裁断する時に切りきる時に「タン」と受け木に当たる音が出るようになりました。毎回でもないし裁断の厚みも関係ないみたいでどうすると音がするのかはわかりませんが…。
とりあえず怪我に気を付けつつ刃の状態を様子見しながらそのうち交換しようかとは思います。

あとこれもスキャナーの設定や押さえつけ加減によりますが、ハンドルを回して上から雑誌を押さえつけて固定する部分、あまり押し込みすぎるとスキャンした時に押し込んだ部分が影になりやすいので注意です。普通の厚みがある紙や漫画は問題ないと思いますが、ざらっとした触り心地の漫画雑誌だとへこみが残りやすいです。ぎちぎちに固定しても切り口がずれる時はずれるので、固定にあまりこだわりすぎない方が良いと思います。

作業手順が減って時短に

これまで雑誌を6分割してから定規をあててカッターで3~5回刃を当てる×分割分という時間と力が、そのままか半分に分割してセット、カットで切断面も揃ってきれいな状態で裁断が終わるのでものすごく時間も、なにより力も節約できるようになりました。たまに重く感じる雑誌もありますが、床に置いているので立って真っ直ぐ下に棒を下ろす感じで体重をかけると切りやすいです。真っ直ぐを意識するのがポイント…だと思います。
時短にはなったのですが個人的なこだわりで、最初は位置を固定してセットして切っていたのですがそれを止めて毎回確認しながら固定しているのでその分の調整時間はかかります。と言っても1分もないですが…。

雑誌の上側とした側で幅がずれて斜めに切れてしまう問題と前後のずれに関しては慣れてくると対処法が分かったりするので臨機応変にやっています。それはもう機械ごとの個性だと思ってこちらが合わせていく感じでやると挑戦しがいもあるしストレスにもならないです。
でも念のために使い方や切り口を把握して慣れるまでは、最悪の場合はじっこが思ったよりも切れても良いもので練習してから使うのが良いと思います。

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