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損切に対する苦手意識(全3ページ)、初心者なりのまとめ

トレード勉強
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損切に対する意識を変えよう

損切りが苦手だけど出来るようになりたいという人にこんな風に思うのはどう?と私なりに考えた事、私が気楽に損切り設定できるようになった考えを載せています。
1では、損切り設定は自分を守ってくれるもしもの時のお助けシステム、くらいに思うのはどうかな、という事を話しました。
2は具体的に参考にできる方法の手前のふんわりした部分なので読み飛ばしても構いません。

私も最初は失うのが嫌で(これは今でももちろん嫌です)、負けと損失を認めたくなくて自分の思う方向に戻ってきてくれる、戻ってきて!と祈ったり、せっかく損切りラインを設定しても分かった気持ちになっていただけで実際に損しそうになると損切りラインを移動させちゃって結局かなり余計にお金を失った事も何度かあります。

ただそれをしたうえでさらにお金を失ったときのがっかり感はかなりのものです。それともう一つ。損切り設定しようと思えば誰でもできるんです。冷静に的確に損切り設定をしてこそプロになれる、と理解せずに形から入ったりする人もいます。これも私の事です。

ただそれで損切り設定しなかったために大きなマイナスを出してしまって、それを取り戻そうとさらにマイナスを出して、やけになってさらにマイナスを出して、苦しい、つらい、なんで、なんてチャートを見ながら胃の痛い日過ごしたり泣く泣く大きな損切りをしたりしました。

なので、損切りに対する認識を変えてみようと思いました。というよりきっかけがあってそこから損切りができるようになるというのはどういう事かやっと納得できた感じでした。

損切りはリアルに減るのがつらい

例えばクレーンゲームをする時「1回で取りたい→取れなかったけどなんとしても欲しいぬいぐるみを取ってやる」と意気込んで気が付けば熱くなって取れないままお財布が空になった経験をしたことがある人もいるかと思います。
あーあ損した。悔しい。もうやめた、とか次こそ取る。って思うけど1回1回の100円とかを全部惜しんでいるかというとそうでもなかったりします。

残念。で片づけられるのになぜかFXだと40円下がっただけでも必死に上がってと祈ったりします。
食品が値下げしていたからまとめ買いして保存してたら賞味期限を大幅に過ぎちゃってもう食べれない状態になってた。もう食べられないから仕方ない、と処分します。
これもお金がかかってるし勿体ない事したなーと思うけど忘れた頃にうっかり繰り返しちゃったりしますよね。

買い物先でポイントカードにポイントをためていたのにうっかり使用期限が切れてポイントが失効してしまった時も、うわー早く使っておけばよかった、次気をつけよう。と思っても全部把握しきれない事もあります。
友達と手持ちの飴玉をかけてババ抜きをして負けても飴玉1個くらいいいか、と思います。スケールが小さいですがFXでは1円も10円も損したくないし大事にするけど意外と他では同じくらいの金額を「まあいいか」と使ったりしています。

大きな認識の違いとしてどうしてFXだと1円まけるのも嫌なのか?クレーンゲームはコインを入れたらお金は見えなくなりますし、トランプは飴玉ですがFXは常にどれだけあなたのお金が減っているか具体的な金額が分かりやすく数字で表示されているからです。

自分のお金が掌からすり抜けて消え落ちていく感覚がすごくリアルなんです。だからチャートの前から離れられなくなって落ち着かなくてずっと寝ないでチャートを見たり胃が痛くなったり、あーなんであそこで切っておかなかったんだろうって後悔したり自分にいらだったり思った方に行かない相場に腹が立ったり。

お金(リアルマネー)だと意識しない

確実に自分のお金が動きますがこの面ではお金を意識しない方が楽です。
たとえに出しておいてなんですが、じゃあクレーンゲームのような感覚でやればいいのか?というとYESでNO
大きな利益を出している人、専業にしている人は大きな数字を扱いますがそれをあまりお金として認識しないでゲーム感覚のただの数字としてとらえる人が多いそうです。ゲーム感覚という言葉の認識が人によって違うかもしれないため答えが変わります。

ババ抜きやクレーンゲームでまあいいか、と思えた金額がFXではもっと少ないのにそう思えない違いとして「楽しかったかどうか、その価値があったかどうか」というのがあると思います。
クレーンゲームにお金を費やしても宝くじを買って全部外れてもババ抜きで負けてももちろん悔しいですが、まあいいか。楽しかったし。その楽しかった部分にお金を使ったという事です。

FXは楽しくないからつらいのかというと違います。物だったり結果としてでなくお金を儲けよう増やそうと思って逆に失って自分のお金を減らしてしまうのがつらいんです。
じゃあお金が減ってしまう損切りを辛くなく(考えるように)するには置き換えて逆に考えれば楽になります。
まず、FXはお金を増やしたくてする人が多いと思います。ギャンブル的でもコツコツ堅実にでも、他の景品ではなくお金が欲しいから。だからその対象のお金が減るのがつらい。

バランスが大事

考え方としては例に挙げた賞味期限が切れてとてもじゃないけど食べられなくなってしまった食材ではなく、食べられない事はないんだろうけど捨ててる部分てありますよね。その部分に対する気持ちです。

賞味期限切れは損切り設定を忘れてしまった時に切り捨てる時に浮かべるといいかもしれません。食べようと思ってそのままにしていたけど気づけばもうだめになってる。このまま置いても食べても余計ひどくなるから捨てるしかない。このまま置いておいても自分にも家の環境にも良くないから捨てる。

損切り設定をしておくのは「捨てるしかない野菜の根っこや一部の果物の皮の部分」料理の達人や研究が進んだ未来では残さず使いこなせるかもしれないけどそんな知識も技術もないから切り捨ててる。そこは食べる部分ではなく捨てるものとして区別してます。損切り設定もその部分だと思ってしまうと楽です。

みかんの実だけ食べたいけど皮つきで売られている、いちごもヘタを取ると持ちが悪くなるからヘタ付きを買う。皮やヘタは剥いて捨てます。でもそれがついていないと長持ちしなかったり傷みやすく味が落ちる。
ちょっと違う部分もありますが、そういうあらかじめ捨てる範囲内のものという意識にしてしまうのもいいです。

自分の思い描いた方向とは逆に進んでいるのはもう切り捨ててしまうのです。
ところがこれ、読んで分かったつもりでもけっこう難しいんですよね。損切り出来なかったために損失が大きくなったからもう鬼のように損切りする!と過剰に意識すると損切り貧乏まっしぐらになったり。バランスが難しいです。FXや投資で大事なのはリスク管理だ、メンタルだ、ファンダメンタルだ、テクニカルだ、手法だ、と人によって違いますが大体リスク管理とメンタルが挙げられます。ちょっと混乱しますよね。
メンタル弱かったらFXできないの?とか不安になったり。個人的には全て含めてリスク管理と言いたいと思います。

リスク管理やトレード手法、全てにおいて言える事ですがFXを続けるのは自分の中のバランスが大事なんじゃないかな、と私は思います。誰かの真似から始めたり誰かに習って追いかけていく中で自分のやり方を確立したりしていくと思いますが、それで自分が苦しくない範囲で割に合わない、楽しくない事を続けるのではなく成果が出せるか、トータルで見て自分がそうしたくて楽しくて結果もついて来たら最高ですよね。そういうのを損得勘定で考えて自分にとってしっくりくるやり方や考え方が見つかればそれでいいと思います。

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