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2021年 春アニメの1話感想その2

アニメ
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huluで配信された春アニメで見たものの1話の感想。ひとつにまとめると長くなるので分割した感想のその2。
2021年春アニメの1話感想その1はこちら

シーズンの最後まで見たらタイトルの下に「さいごまでみた」とマークする予定。

見終わっているかは「2021年に見たアニメリスト」でも確認可能。

2021年に最後まで見たアニメリスト
2021年に1話目を見始めた、あるいはシーズンの最終話を見たアニメをどんどんリストアップ。最初はメモしていなかったので抜けも多い。 随時更新していく予定。見終わった日付も覚えてたら記載。 2022年の見たアニメリストはこちら アニメ作品の9...

聖女の魔力は万能です

さいごまでみた
異世界転生もののアニメはまだそんなに沢山はみていないから、女性主人公の異世界転生ものは珍しい気持ち。
前に『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』というアニメがおもしろくて、そこから暫く嫌われている立場に転生してしまう女の子のWeb漫画をあれこれ見たりしてた。

原作を知らないから説明が台詞であるから少し分かるんだけど、説明しているのに謎の分かりにくさがあった。
主人公が頭が良いみたいだからすぐ理解、次はどうするって進めていくからそういうものなんだろうと見るしかなかったし重要じゃないのかもしれないけど、私が説明してほしいものや知りたい会話とずれてた気持ち。理解できなくはないけど…という微妙な状態だった。

最初の社畜っぽく見えるシーンは転生物のお約束シーンではあるんだけど、その辺はカットしても少し聖女が2人召喚されたあたりと、主人公はなぜないがしろに?されたのかの説明が欲しかった。
これも説明はあるんだけどいまいち掴みにくい感じで展開と物語内の時間ばかり進んで行って主人公は現状を受け入れて自分の生活を見つめているんだけど見ている側としては少し置いて行かれた気持ち。
主人公も動機も行動もわかるのに心情がいまいち掴みにくかったのも今後もう少し知っていけたらいいな。

後半から終盤は聖女として召喚されただけある流れで、でもそこもあともう一歩。もう一人の聖女の事とか今後どうなっていくのかが少し楽しみになったのでしばらく続けて見る予定。
薬草繋がりで転生ものではないけど前に見た『赤髪の白雪姫』がとても好きだったから、雰囲気や方向性は違うんだろうけど親しみやすさがある。
もう一人の聖女の子はほとんどきちんと映っていなかったけどなんとなく周り民と視聴者と主人公からヘイトが溜まるような展開になっていて、でも悪いと個人を決めつける要素もなかったから今後の出番や関わりが気になる。

シャドーハウス

サムネイルが中世とかゴシックっぽい雰囲気で可愛くて世界観も気になるしミステリーというカテゴリーで楽しみにしてたけど、1話を見て振り落とされてしまった。
女の子が天真爛漫でかわいい雰囲気アニメか…と少しがっかりしたのだけど、なぜか不思議とあきらめがつかず原作ファンの感想やら見たら「ネタバレが」とか気になる単語がちらほら。

なので改めて見直さないでWeb漫画で読める所まで読んでみようと思った、1話でもういいやって思った作品で原作探してまで見るのは自分でも珍しくて変な感じだったけど探して大正解だった。しかも原作が74話まで期間限定で無料公開(※現在は公開終了していて最新話のみ読めます)。

とりあえず触りはどうなってるのか、見てやろうと謎の上から目線で読み始めたら週末の2日間で74話まで読みふけってしまった。
原作の漫画は凄く面白かった、ただこの手のお話はアニメにするの難しいとも思った。
アニメはあとで溜まってから観直そうと思うけど、改めて感想とかを思い返しても“原作ファンのために原作を知ってる制作陣が作った構成”になってるから所見でよっぽど女の子かわいい、とか分からないけど雰囲気好き、で見て続くかどうか、ミステリーを期待して見始めたら1話で少しふるいにかけられるのがもったいない。

原作を知らなくて1話を見た身としては、エミリコが可愛いのは完全に同意するからそこに時間をかけて大プッシュしたりあちこちにネタバレ要素(所見で気付かなかったし見返してないからどこかは分からない、覚えてるネタバレはミスリードというよりは混乱に繋がってた印象)を詰め込みに近い形でちりばめるより謎がもう少しチラ見えした方がよかったな、という感じ。

大体の人が割と予想できるであろう「○○と××は△」をさらっと見せてしまうとか(うろ覚えだから入っているかも)。とはいえ繰り返しになるけどこの手の作品はアニメにするの難しいだろうから正解はないと思う。
約束のネバーランドとかみたいに序盤から精神的だったり活動でスピーディーで刺激的な展開がなく徐々に分かっていくタイプは特に。

途中からは動きも大きくあるのだけどそこにいくまでに動きのあるアニメでこの静かな世界に引き込むのは大変そう。毎週は見ないけど1期終わってから原作好きという視点からちりばめられた色々を含めて楽しもうと思う。
「なんで列車にだけ色がついてるの?」と混乱してたミステリーやサスペンス好きの母は1話でギブアップしてた。とりあえず謎の勘が働いて幸運にも原作を読めてよかった。
続きは買おうか迷ってる。

MARS RED

絵柄と雰囲気がシャドーハウスと違った物語風の雰囲気。
それに合わせてなのか作品全体がこういう世界観なのか分からないけど主要人物や初期のキーパーソンが芝居がかった台詞回しをするキャラクターが登場する作品(特に初めから口上とかで始まる形)とは相性が悪い。
あと和の世界と西洋寄り吸血鬼の組み合わせも。

そういえばヴァンパイア対人間ものでハマったアニメがほとんどないかもしれない、古い時代設定で息抜きのないシリアス物もそんなに。好みに合う部分がほとんど見つからなかったので、続きは見ない。

戦闘員、派遣します!

最初の1分の会話と描写でちょっと苦手に、逆のあのノリが好きならラリーがずっと続くからまるごと楽しめるはず。主に男性視聴者に向けた作品なのかな。
苦手成分が多めでも何故か最後まで見てしまってさらに印象が良い意味で覆った『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』の例もあるから途中で止めないで見てみた。最近の作品みたいだけどキャラクターの性格や表情がなんだか古さを感じる。

爆れつハンターやルパン、銀魂とかに含まれるエロギャグ要素をマイルドに全部混ぜ込んだ感じで、単体ではどれも好きな作品だけど一部分だけ突出して混ぜた感じからこの作品の1話では主人公の側面が感じ取れなかった。
その辺りの苦手要素を抜きにしてお話としてもあまり気になるポイントに出会えず興味がわかなかったので1話でおわり。

セブンナイツレボリューション -英雄の継承者-

正統派の壮大な冒険ものの始まりという感じの1話。最初いきなり歌いだした時は「こんな火の粉舞う煙たい場所で歌ったらむせるよ」と落ち着かなかったけど弔いの歌と言う事で納得、あとは「アニメだから」で乗り切る。

キャラクター達の見た目は可愛らしい感じだけど殺戮の描写はまあまあ血とか死体でグロまで行かないえぐさでギャップがあるのは最近の作品ぽい。
なんとなく面白いのかなとは思うんだけど安定感がありそうな反面、新しさという意味ではあまり惹きこまれる要素が感じられなかったので、正統派のが見たくなったら見るかもしれないけど今回は1話のみで見送り。

美少年探偵団

芝居がかった口上から始まるタイプは合わないと上でも書いたけどこれもそうだった。でもホームズの本のイラストみたいな格好をしている少年がその後どう立ち振る舞うのか気になったので最後までみたけどその後は普通の格好だった。

そして主人公による怒涛の人物説明と設定説明と言い回しがもう「彼女の視点を通した物語を独白として垣間見る、いや、光り輝く星のごとく明確に我々は見る事ができ、その一瞬のまばゆいまでの輝きを、そしてそこに作られる影を私たちは各個でありながら共有できるのだ」…みたいな頭悪いから上手く作れないけど(なのでこれだけ文章と会話を作れる作者はすごいなって思う)そういうあれがなんだかどうしてもちょっと何故かあまり。

たくさん心の声が聞ける『かぐや様は告らせたい』は面白かった、方向性や関わり方が全く違うけど悩み解決という意味では『怪病医ラムネ』も。美少年探偵団もテンポはいいのだけど。
すごい世界のすごい人達のすごい活動をすごいからではなくそれが自分達であるからできるししているすごいお話。
勢いに飲まれてわちゃわちゃした感じが好きな人ははまるかも。

作者の名前がどこかで聞いた事があるような、と思ったら小説作家さんだった。言葉遊びが上手い作品はつづられた言葉を目で追って頭の中で響かせるのは楽しいけどそれがそのままアニメみたいに映像込の形にするのであれば違った魅力の引き出し方があるから言葉の取捨選択はもう少ししてもいいんじゃないかなと思う、原作は面白いのかも。この作者の実写ドラマは面白かった。1話でおわり。

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