2024年10月から12月の間に見た映画とドラマの感想。ドラマはシーズンの最終話を見終わったタイミングで、途中で視聴を止めたものも下の方にまとめています。
極力ネタバレなしで見終わったドラマや映画の感想を自分用の記録として載せています。
2022年に見た映画・ドラマ一覧と2021年に見た映画・ドラマ一覧
2023年に見た映画ドラマ感想
2024年1月~3月に見た映画・ドラマの感想はこちら
2024年4月~6月に見た映画・ドラマの感想はこちら
2024年7月~9月に見た映画・ドラマの感想はこちら
洋画メインでドラマ・邦画・海外アニメーションもここにまとめています。順番は見た順。
作品を見た配信サイトも表記していますが常に配信されているわけではないので視聴したい人は配信中か個別で確認をお願いします。
あくまで個人の好みなので感想の長さと面白さは別物ですが何かの参考になれば。
- GO HOME~警視庁身元不明人相談室~
- アクアマン/失われた王国
- 御手洗家、炎上する
- 探偵ミス・フィッシャー~華麗なる事件簿~ S1
- 長ぐつをはいたネコと9つの命
- マーロー殺人倶楽部の事件簿
- NCIS:ハワイ S3(終了)
- クライム・イン・リゾート~元捜査官アレックスの事件ファイル S1(継続)
- ザ・ルーキー S4(継続)
- 探偵ミス・フィッシャー~華麗なる事件簿~ S2(継続)
- タイムカット
- リンカーン弁護士 S3
- ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事 S5
- エリアンと魔法の絆
- 理想のふたり
- FBI: Most Wanted 〜指名手配特捜班〜 S4
- リトル・シークレット・イン・クリスマス
- 途中で見るのを止めた作品
GO HOME~警視庁身元不明人相談室~
10/1・日本ドラマ・hulu
様々な事情から生まれてから持ち合わせた人物記録から外れて暮らしていた人たちの真実を解き明かすお話。
身元不明人相談室ではあるのだけど、亡くなった時点で改めて身元がはっきりしていないと判断された遺体から本来の戸籍だとかをたどっていくので生きている側からの介入のお話だけど相談というのも生きている人からの捜索依頼とかではないのも面白かった。
各エピソードでそれぞれの人物にストーリーがあり面白かったし、主役も行動理由が本人の過去からはっきりしていてぶれない、まっすぐにぶつかっていくのがまぶしくて素敵だし周りの人たちもよかった。
前半はそんな感じで深く考えずコールドケースみたいに人の歴史を楽しめたんだけど、基本的に全体が“誰もが本当は帰りたいし許し許されたいしわかりあいたい”をベースにしているのを徹底しているから居場所に迷ったり離れたい、離れた経験をしたことがある人にはずっと一貫してまぶしくおりこうさんなケースの連続と結果は正直にいうと受け付けにくいかも。
お話と割り切ってみればいいだけではあるんだけど、それをいうと主人公の在り方と寄り添ってみる気持ちから外れるし、でも入れ込むとつらくなる感じだったので後半、特に8話まで見た時点でもう見るのやめようかと思ったほど。
家族が楽しんでいたから結局見る事にしたけどやっぱり見なくてもよかったかな、って気持ちもあったけど感想を述べるなら最後までみないとと思って視聴。
一応は結末まで見て最初から引っ張ったものも匂わせてたあれこれもやたらさくっと終わってたのを確認できてよかった、続きもなさそうだし心を残さず済みそうホッとしたのも本音。
登場人物も役者さんたちも音楽もお話もよかったけど、今後スペシャルや続編がやるとしても私はたぶん見ないです。
無駄がないのもよかったけど、隙もないのでなんかずっと炎天下のなか陽炎の先に甲子園の青春シーンを連続で見ている気持ちで疲れてしまったのもあり。
登場人物たちは安らいでるシーンとかもあるのに持ち直せないというか、日焼けが軽いやけど状態になって残る感じ。
アクアマン/失われた王国
10/5・アメリカ映画・Netflix
前作を見てからだいぶ間が開いてしまっていたからいきなり見て大丈夫かなと心配したけど全く必要なかった。
冒頭に軽快なアクアマンらしさあふれるこれ前の軽い紹介があったし今作を見るうえで必要なことは大体わかりやすく説明とかがあるから。
ただ一部は覚えていた方がより流れを汲んでいるのを楽しめたと思える人物も出てくるからそこはおさらいとしてみておけばよかったかも。
前回も確か似た感じで感動したんだけど、アクアマンのすごいところはアクションもお話もなんだけど、映像美をふんだんに使っているのに集中するポイントはブレさせないから目が疲れない、アクションはもちろん目を離せないけど話さなくてもいいような工夫がされているのか、とにかく映像としてすごい美しいなって思うし色鮮やかなのにそのわりに疲れない。
自然の景色とか映像の美しさって見ているとあざやかすぎて疲れたり逆に目がちかちかしたり、あと私は集合体恐怖症の気があるからアニメにしても最近のCGでどこまでもリアルに美しく鱗とかはっきりくっきり移されると逆に気持ち悪くなるんだけど、アクアマンはそれが少ない。全くないとは言い切れないんだけど、ぞわっとする前に場面が変わるしアニメとかで一度出てぞわっとしたキャラはずっとぞわっとした見た目なんだけどアクアマンだといい感じにそこに気がいきにくいようにしてくれているというかいい感じにぼかしたりとにかく目を引かせる場所、引かせなくていい場所からは集中を外させてくれるみたいな誘導が誘導されているともわからず行ってくれていてかなり見やすかったです。
お話もアクアマンの性格もあって他のDCシリーズより明るく見やすいのは好きなポイントだし、今回は思いがけない人物が活躍していてそれも人間社会に不慣れ故のあれこれがあって、そういうキャラクター大好きなのでとてもよかった。
迫力は増しつつ前回よりもライトに楽しめる内容だったのもよかったし、またアクアマンのシリーズに続きが出たらいいなと思うけどDCEUは体制を整えたりしているらしいし今後どうなっていくかでも変わるのかな?
何にしても今回は楽しかった。
御手洗家、炎上する
10/7・日本ドラマ・Netflix
現代的でハイペースで展開が進んでいくから1話からして「これまだ7話あるよ?なにするの?」という気持ちが浮かぶのにそれをすぐに打ち消すスピード感が見事で、さらに最終話までいろいろ考察しながら、当たった推理も外れたものも考える時間が楽しかったししっかりまとまって終わっていて途中もだれることなくしっかり濃厚で面白かったです。
炎上がネットと実際と色々掛け合わされていて、とにかくいろんな計算がされている面も楽しめた。
私はmixiも個人ブログも触れてきたしネットビジネスとかも多少は知ってるからすんなり入ってきたけどネットに多少触れてきた家族でもちょっと説明を足して理解してもらう場面があったので、もちろんそこが重要ではないから流し見すればいいだけといえばそうかもしれないけどその道を通ってないとわかりにくい場面が何か所かあったのだけ残念でそれがわかりやすかったらもっとたくさんの人が楽しめるのに…と思う気持ちと、けどそれだけ下げるとこの小気味よさがぼやけちゃうからやっぱりあった方がいいか…と思う気持ちの両方がありました。
人物も行動心理とかどうしてそこの状態や心理に至ったかとかがはっきりしていて、後から追加される情報を見ても納得の感じも、このお話のベースにある事件に絡む理由や絡み方がしっかりしていてとてもよかった。
よかっただけに、ちょっと一部もう少し引き算してもよかったかな?と感じる人物が数名いて気になってしまったのだけどそれすらもなんていうか一般家庭でゴミ箱に投げ入れ損ねたメモ用紙の切れ端が横に落ちているのは気にならなくても豪邸の完璧に手入れされた庭に枯れ葉が一枚落ちてるのは気になるみたいなレベル。
終わりも幕引きがあっさりしていたというか、すっかり御手洗家をフォローしウォッチングしてきたからもうちょっと知りたい野次馬根性が出かけたけど人のうわさも何とやら、新しいニュースに埋もれていき人の記憶から薄れていってもそれぞれの時間は続いていくから時に弱くても強くたくましく楽しく人間を楽しんで生きてほしい。
探偵ミス・フィッシャー~華麗なる事件簿~ S1
10/9・アメリカドラマ・スカパー!
時代設定が古いものはどの国のものでも基本苦手で眠くなってしまうのでレトロミステリー系も映画ならまだしもドラマだと見続けられないことが多い、はずがこの作品はおもしろくてほかの古い時代設定は「古い時代だねー」という感想におさまるのにこれはそれを生きてるという感じがやりすぎていないし自然に見せていて心地よいくらいでした。
奔放に見えてただ好き勝手しているわけではなく、波乱万丈な人生と悲しみを抱えて強く生きてきた主人公のフィッシャーがまず魅力的だし、その周りを固める人物たちもそれぞれの生き方や考えに基づいているのがとても分かりやすく、華美だけど過激ではなくどんなシーンでも見易さと人物にも事件にも魅力が詰まっていて面白かった。
それぞれは基本的に一話完結の事件をフィッシャーが様々な形で介入して解決に導くのも鮮やかだし、ものすごい賢さや鋭さで、という知能的に見せたかと思うと肉体派みたいな形で乗り切ったりするのもお茶目で面白いしそんな彼女を憎めないし振り回されながらもそれも楽しくなってしまっている周りの人たちとの関係やかけあいも見ていて楽しく、シーズンを通して主人公の抱えている悲しみと真相が追体験とともに紐解かれていくのも飽きさせなくてよかったです。
このメンバーで映画化もされているだけあるなーという感じでシーズン2も続けて放送されるようなので楽しみ。
長ぐつをはいたネコと9つの命
10/9・アメリカ長編アニメーション・Netflix
今作で言うことでもないんだけど日本語訳でキティ・フワフワ―テってつけた方のネーミングセンスが天才だなって感動してしまった。英語名はKitty Softpaws(直訳するとやわらかい肉球)。
フワフワ―テの素晴らしさが際立っていただけにあとで出てきたものかキャラか…忘れたけど何だったかのネーミングがちょっとそのままでよかったのにと思えるもので残念だった。
2011年に公開された前回の『長ぐつをはいたネコ』の続編で、2011年の映画は見たかどうか定かじゃないんだけどキティは見たから多分見た…?
シュレックは全部みたけど内容はほとんど忘れていたからそんな状態で見てもわかるか心配だったけどこれまでを全く知らなくても問題ない感じに作られていて楽しめました。
何よりすごいなって思ったのが日本とはまた違ったアニメーションの魅力をこれでもかと詰め込んでいるところ。日本にないとかできない技術ってわけじゃなくて外国らしい使い方みたいな。
最近海外アニメーションで結構使ってるスタイルな気がするけどシーンによって絵本ぽかったり劇画調とかCGの絵柄のタッチを大胆かつなめらかに変えてアクションをよりダイナミックにしてたりとか場面に合わせた絵柄で表現を変化させているのが文字通り目に見えてをそのまま出していてすごく面白かったし、お話も思ったよりかなりしっかり作られていて他人を見て己を顧みたり自分を深堀することでこれまできづかなかった、目をそらしていた部分の根底にあるものに気づいて向き合えたり、自分を取り戻すというとおおげさかもしれないけど少しスピリチュアルなシーンもありつつ子供だけじゃなくむしろ大人に教えとなるようなテーマが素直に織り込まれてて、でも気にしすぎずに見ることができるようまとめ上げられていました。
シュレックシリーズもそういえば根っこはそんな感じだったなーと思いつつプスが改めてプスらしく、プスをプスと分かったうえでプス全開で進んでいく感じがたまらなく好き。
他のキャラたちも面白くそれぞれの願いを持っていて各々が自分らしい自分との向き合い方を見つけていていい味を出していたし、シュレックシリーズからの皮肉を小気味よく入れてるのも楽しめました。
マーロー殺人倶楽部の事件簿
10/13・イギリスドラマ・スカパー!
最初は家族用に録画したんだけど一緒に見るものがあまりなかったので一緒に視聴したら思ったより楽しめた作品。
『マーダー・イン・パラダイス』を手掛けたチームによるシリーズらしく、イギリスでは放送後すぐに続編制作が決定したとかなんとか。マーダー~は家族が楽しく毎年視聴していて、私は見ていないから何とも言えないけど作品自体に関連は全くないし雰囲気やスタイルもちょっと違うけどこちらも楽しめるかな?
クロスワードパズル作家の女性が銃声を聞いたことから始まるものの、最初は殺人事件とすら取り扱ってくれなかったおかげで逆にこの“一般市民女性”のやる気に火をつけていろいろ調べていくうちに事件なのかというところからいろんな事実が出てきて、という静かなんだけどどたばたしている流れが面白かったです。
最初はちょっと苦手かも?って思ったんだけど話が進むうちにどんどん興味をひかれるし、ぱっとみでは何の変哲もないどこにでもいそうな人たちが事件を調べていくことで、その力を一般人の域を超えない中で発揮していくのがクロスワードが埋まっていくみたいな心地よさと似ていて、答えの欠けてる謎の部分も他の角度から見たら、ほかのワードを埋めたらヒントが見えていくみたいな感じに似た感覚で事件を追っていけるのもよかった。
刑事側も一般人側も地に足がついた感じの人が多くてそこが共感しやすいというか、そんな中で事件を調べたり解決したりっていうのをどうやっていくのかが無茶すぎなくて親近感もわきやすくて不思議な作品だったし、私も次が出るのを楽しみにしている一人になりました。
NCIS:ハワイ S3(終了)
10/19・アメリカドラマ・スカパー!
正直に言うとやっと終わってくれたみたいな気持ち、最終シーズンも見る気はなかったのだけど、NCIS:LAシリーズのメインメンバーであるサムがゲスト出演していたし最後だからと視聴。
最近のNCISシリーズは相乗効果を狙ってのコラボとかそれぞれの魅力を増すための演出みたいな意味ではちょっと迷走しているというか、誰が求めているのかわからないというか、本来ならwin winになるものがいまいちピンずれしてることが多い気がします。
あくまで我が家の感覚でだけど。
ここにきてようやくという感じで本来のNCISシリーズらしい事件への取り組み方の構成に集中してくれてたのは嬉しいけどそれを待ち望んでいた人たちはもう残念ながら見てくれていないだろうし、私もそれを望んでいたけど喜びより今更って気持ちが強かったです。
それとサムの出演もサムの魅力との相乗効果が、サムがいるなら見やすさがあるかもと思ったけど結果的に見終わって感じたのはどちらにもマイナスだったのではということ。
サムファンの人たちはあのサムの扱いや行動は満足どころか納得しないと思うし、サムの良さが全然出ていなかった上にサムを踏み台というか踏みにじったうえでコロコロとキャラ上げ、キャラ下げが多く行われていて悪目立ちしていたしこれまでしつこく説明に入れていたものを今回は省いていてなんで?となることも多かったしで個々のメンバーは実力と魅力があるのにそれを全く活かさせないチームバランスと役割分担にしていて、初期からわかっていたことではあったけどがっかり。
砕いたマカダミアナッツを何粒も混ぜて中から同じ大きさのかけらを集めてもいい感じの一粒のマカダミアナッツにはならないし、一度しけたナッツをそのままキャンディングし固めてもザクザク食感にはならない。
内容もなんか、路線をNCISらしい感じに戻しはしたけど映像は相変わらずハワイ感がないし「それもうニューオーリンズでさんざん見たな」という展開もあってなんだかな、と。
家族は1話から最後までずっと主人公の演技が下手だと主張してました。私は演技のあれはわからなかったけど作中でやたらとにかくすごい人って持ち上げてるばかりで、それを強調すればするほど薄っぺらさがでるというかお話の中でそこに伴う感じが全くなかったのが残念だった。
他のシリーズだとこの人すごい、みたいな人のすごいがちゃんと伝わってくるセリフやエピソードやらがしっかりあるのにそれが伴っていなくてふわっとしていたから、それならあまり言わなきゃいいのにという感じ。
あとこれは作品にというより放送配信したスーパードラマTVに対してなんだけど、なぜ字幕版は放送なしで番組配信による期間限定配信のみだったのか疑問。
サイトの説明でも番組配信での字幕版配信ありみたいなのが見つけられなかったので気づきにくかったし、番組配信でのCMは少なくてよかったけど画面上の宣伝文字(放送中とか番組名とかわかっているもの)が大きくて映像に集中しにくかった。
クライム・イン・リゾート~元捜査官アレックスの事件ファイル S1(継続)
10/25・アメリカ/フィリピンドラマ・スカパー!
『レバレッジ』シリーズとかを手掛けた人達での新規ドラマ、メインの役者さんもレバレッジに出てた方で好きな役者さん。
色々あって、主に体調面で捜査官引退を余儀なくされ心と体の平穏のためにもどうせならと楽園を求めて以前訪れあこがれたセブ島での隠居生活を始めたアレックスだけどそう簡単にはいかなくて…という内容。
一話完結のクライムアクションで、アレックスの優しいけど仕事できるしビースト感と子供っぽさのバランスがいいし、地元警察の二人や局長との掛け合いもアクションも面白かった。
関係性もさっぱりとしつつ少しずつイレギュラーながらチームの絆みたいなのができていて、その中でも皆がそれぞれのらしさを自然に出せている関係性になっていくのもよかったです。
メインの人たちはもちろんだけどゲストキャラも個性豊かだしこの人じゃこうなるよねってわかる展開でも楽しめてしまうし、エピソードによってはちょっとしたテーマとかがあって、それぞれの抱えているものとそこからくる人格、それが化学変化を起こすみたいに少しずつ変化や成長していく過程がちょっとずつなんだけど毎回楽しめるのもよかったです。
シーズン2もすでに放送されたようだけどプロダクションが別になったらしいので続きが見られるかわからないけど、見たいなー。
ザ・ルーキー S4(継続)
10/27・アメリカドラマ・hulu
完全に忘れてたけどシーズン3の終わりが気になる終わり方をしていたのを冒頭でちゃんと思い出させてくれて、そのままの勢いでリラックスもしつつ楽しく突っ走ってみました。
やっぱりこのシリーズは好きだなーと思っていたら終わりの方で新キャラ?の活躍にかなり出番を割いていてスピンオフでもあるのかな?と思ったらザ・ルーキーシリーズの初スピンオフで『ザ・ルーキー:FBI』が放送されるにあたってのお披露目回だったみたい。
スピンオフのほうに関してはすでにシーズン1が放送されたもののライターズストライキの影響でシーズン2はキャンセルとなったらしいけど、こちらのお披露目回で見た感覚からするとどちらにしてもあまり続かなかったのでは?と感じられる要素があったので日本でも放送されたら見るけどノーランのお話ほどは期待しないで見るかも。
こちらは今回のシーズンでも主要キャラクターたちもそれぞれ成長があったりして事件とか人間関係も嫌味がなくて相変わらず優しい気持ちで見やすい。
ただ一つ文句があるのは、感染症対策による時期的なものなのか、どこぞのジーニアスのブリリアントなひらめきによってなのかわからないけど、全編ほぼボディカムか監視カメラだけを使った映像と音声を採用したエピソードが2回も入っていてきつかった。
お話が面白いのにそのわざとのせいで聞き取りにくかったり映像を見るのがきつかったので、これまで通り1話の中で場面によって取り入れるのはいいけどほぼ全編を悪い音質と画面揺れに耐えながら見せるみたいな演出はリアルー!ともてはやせるものではないのでなくしてほしいです。
探偵ミス・フィッシャー~華麗なる事件簿~ S2(継続)
10/29・アメリカドラマ・スカパー!
シーズン2も続けて視聴したけど面白かった。
シーズン1で、シーズンを通してミス・フィッシャーに重くのしかかっていた出来事は解決していたので新しい何かが出てくるのかと思ったけどそのまま単発の事件を解決していく形になって出演者の活躍度合いにも多少変化はあったけど綺麗に事件解決系(もともと事件解決系ではある)にシフトした感じでした。
ミス・フィッシャーと警察や依頼人のやりとりも面白かったし2シーズン目になったからこそのいい意味での慣れた安心感はあったけど逆に言えばずっと追いかける部分が減ってしまったのとそれに合わせてミス・フィッシャーが1で出していた奇抜さもある意味少しだけ落ち着いてしまったのはさみしさがあったかな。
とはいえこのスタイルも好きなので楽しかった。
シーズン終わりの最後の2話は順番が逆でもよさそうだなーと思いつつ、作品自体が数年前のものなのでまだ日本で配信されていないシーズン3と劇場版も配信されるのを楽しみに待とうと思います。
タイムカット
11/2・アメリカ映画・Netflix
SFタイムトラベルものなんだけど、戻った場所や理由が主人公の心境、選択と行動とかお話の流れが想像つかないというわけではないのに不思議と「そうきたか!」って楽しめる新鮮味があってとても見やすかったです。
ホラーみたいなカテゴリだったので身構えていたけど実際そうでもなく、逆に他のミステリーカテゴリにある映画のほうが怖そうだった。
はらはらする場面はあるけど過剰なグロさとかはなく、何があったのかとどうなっていくのかが紐解かれていく流れがテンポもよくてよかったです。
自分がもしも過去に戻ったらとかナーロッパへの異世界転生はあまり興味がないんだけど、それだけに移動した人が何を考えどうするかにすごく興味があるのでいろんなパターンがみたい。
リンカーン弁護士 S3
11/4・アメリカドラマ・Netflix
今シーズンもとても面白かった。
わりと落ち込む展開とかも含まれていて主人公の苦悩やピンチも結構盛り込まれているのに、わざとらしい明るさを入れるでもなく綺麗にバランスをとっているのはすごいなといつも思います。
1シーズンごとに1つの大きなケースを取り扱ってる感じだから続きも作ってほしいなと思っていたら続きそうな終わり方をしていたので1年ちょっとしたころにシーズン4を見るのを楽しみにしてます。
毎回そうなんだけど、前のシーズンから流れは続いていて作中でぴょんと時間が飛ぶ時もあるのにどちらの場面でも違和感がないというか忘れていてもなんとかなる感じの作りに見ていて毎回きちんと混乱しない形になっているのがありがたい。
主人公の周りを固めるサブキャラたちのバランスがすごくいいと思っていて、それでいて無理やりじゃないし見ていても共感できたり学ぶこともあったり、なんていうかどのキャラクターにも愛着がわきやすく流れへの安心感があるのが好き。
ハドソン&レックス~セントジョンズ警察シェパード犬刑事 S5
11/18・カナダドラマ・スカパー!
レックスのかっこよさとかわいさからしか得られない栄養のようなものがあって今シーズンも癒しの時間でした。
なんとなくだけどレックスの出番が今までより少なめにも感じたけどレックスの負担が軽いならよかったし、少ないといっても以前と比べるとなんとなくという程度だし存在感や立ち回りはしっかりインパクトのある感じだったので全く問題なし。
今回もハドソン&レックスらしい一話完結エピソード多めで、終わりごろに一度前後編を挟んだくらいで見やすかった。
前後編のストーリーもかなりしっかり作られていてスピンオフ作品ができちゃいそうな仕上がりのエピソードで面白かったです。
お話は一話完結だけどサブキャラとかで新しい人たちも出てきたり、チームの関係や成長をゆったり楽しめるシーンが挟まっているのも多すぎずめんどくさくなくて、様々な事件には真剣に向き合いつつ視聴する側をさわやかに癒してくれる形にまとめているのが毎回とても好き。
次のシーズンも放送を心待ちにしています。
エリアンと魔法の絆
11/22視聴・スペイン/アメリカアニメーション映画・Netflix
サンプル映像が面白そうだったので視聴。
古き良きファンタジーミュージカルという感じで先日見た『長ぐつをはいたネコと9つの命』よりも前、シュレック前半のころみたいな雰囲気をさらに子供フレンドリーにした印象。映像は新しくきれいで内容も映像もレトロとか古きっていうのは当てはまらないんだけどそのころの感覚というかオーラ?みたいなのをまとっていて不思議ななつかしさも感じられました。
お話も斬新てほどではないけどオリジナリティがあり、それでいて全然違うのに現代社会で共感できる人も多い内容になっていてしっくりなじむし、随所に挟んだセリフや言葉じゃない行動も面白味があってよかったです。
個人的にはミュージカルといえど歌のシーンは多く感じたのでコントラストがぼやけているようだったのがもったいないなと思いました。
この作品に限らずミュージカル作品て「今うたわなくてもよくない?」ってときも歌ったり歌で時間稼ぎというかシーン稼ぎをしてるように見受けられる作品もあるので、ミュージカル自体はどちらかでいうと好きだけどなんでもかんでもミュージカルは歌わせとけばいいみたいな頻度のはちょっと違うと感じます。
少しぐっと引き込めそうなところも詩の勢いで流され進んでしまうとそんなことはなくてもごまかされたように感じたり、せっかく受け取れるものがテンポに持っていかれて流しそうめんのように取り逃してしまうこともあるので曲数を半分くらいにしてここぞっていうところで入れたり、同じ歌でも途中と後で深みを増すところに使った方が印象的だったかなとは思うんだけどもしかしたら舞台とか違うなにかにするときのために曲数を入れてるのかなという感じも。
とはいえお話もきれいにまとまっていて見やすいし、映像もすごく心をワクワクさせてくれるし、ちょっとしたキャラクターも作りこみというか愛情が詰まって作られている感じがしてよかったしどのキャラクターも味があるし、主人公は特別な力があるというわけではないところも起承転結が主人公gいてこそだけど決して主人公一人だけでは成り立たない、このキャラクターたちみんないるからこそ成り立っているのも、この形式が私はとても好きなんだと最近強く自覚したのもあって、言ってしまえば“この形式の作品大好きもっと摂取したい強化期間”の今に見ることができてよかったです。
どの作品も当たり前にある事ではあるし、見る側が勝手にそう思ったりしてるだけではあるけどたくさんの愛でできてる作品に思えたのも好き。
理想のふたり
11/29・アメリカドラマ・Netflix
先日家族がワゴンセールで見つけて購入してきたピスタチオのスプレッドがおいしくて、追加購入する時に一緒に販売されていたオレンジのペーストも買ってきてくれたのだけどこの瓶のふたが硬くて温めても軽くたたいても滑り止めを使っても開かなくて、それでも家族が大きなはさみの背の部分でコンと強めに叩いたら叩いた場所がへこんだのと同時にポコンという音とともに空気が入り蓋も膨らんであっさりと開いた。
味はといえば癖のある外国的なもので、自然の甘みがある柔らかな窯焼きパンにつけて食べたのだけど組み合わせとしては雑穀や野菜をメインとした歯ごたえと厚みのあるクラッカーやトーストに付けたらおいしそうな味だったのでそれに合わせてクラッカーを探し始めていた。
家族にもそのことは食べているときも食べた後も伝えていて食べるのを楽しみにしていたのだけど、数日たった時に家族がそのペーストはすでに処分してしまったことが判明。理由は単純で「まずいんだもん~!」と、食べた時はおいしいと同意していたのだけど家族はそのあたりの意見がころころ変わるタイプなので残念だったけどまあもうないなら仕方ないし、すでにないと知らぬままでも合うクラッカーを想像したり探す時間は楽しく過ごせたという意味ではその時間を買ったようなもので損でもないしわざわざ買いなおしてまで食べたいほどでもなく、ただ私としてはおいしく食べることができたはずだったから少しもったいなかったな、で片付いた。
理想のふたりを見終わった時に浮かんだのが煮詰めて作られたジャムの瓶に残ったジャムはシリコンのスプーンで綺麗に取れるようになったものの、以前は苦労したり諦めていたなとか、最近だとお湯を入れて溶かし紅茶に入れて飲むという使い切り方をする人もいると知って作業的にスプーンですくい出すよりその工程も楽しめそうでおしゃれで素敵な方法だと思った、というのがなぜか浮かんで、先日食べたあのジャムというかペーストの出来事が浮かび作品の全体を見通してあのオレンジのペーストのようだったなと思ったから自分の思い出として。
本来ならあのペーストもそんな風にスプーンを使うか、はたまた紅茶に溶かして飲むことができたのだろうかって、特に必要でも空白でもないけれど自分で想像することによって埋めて楽しむことができた。
作品に関する印象もそんな感じで島のはずれの家と、あと限られた場所でとても短期間に起きたことがいくつもの癖がかさなり混ざり混とんとする中である種のおいしさにまとまっていて綺麗に瓶に密封されていたのを少しずつすくい出しては食べていくなかで、食べ合わせの好い瞬間、そうでもない瞬間を味わいながら食べつくすころに残るのは苦みか甘みか全く別の何かか。
ということでだれた瞬間もあるけどあれ以上切り詰めると最後のじわっと広がる味を楽しみきれなかったしあれ以上長いとチープになってしまう、見終わってやっと6話でちょうどよかったと感じられる作品。
途中であきそうな瞬間や苦手なシーンもあったけどそれほど苦も無く乗り越えられる程度のスパイスの偏りで瓶の底まで楽しめました。
ミステリーやサスペンスとかのどどどっと盛り上がったり解決する爽快感でいくと弱めなのでそういうのがもう少しあってほしい場合はドラマの『リベンジ』とか映画の『ナイブズ・アウト』とかがおすすめ。
こちらはおそらく予算もスケールも含め、見せたい方向性のためにあえて色々かなりコンパクトに抑えている感じがしたので本格的なものとは違った良さがあって、どはまりする類の作品でもなく、かといって緩すぎず起承転結、というかゴールがスタートでゴールに向けて宝探しのようにいったり来たりしつつ元の足取りをなぞっていくスタイルを、何もスイッチを押されることなく淡々と気楽に見るのにちょうどよかったです。
FBI: Most Wanted 〜指名手配特捜班〜 S4
11/30・アメリカドラマ・hulu
シーズン3でチームに少々変化を経てのシーズン4、序盤の数話に関してはうーん…という感じで前のシーズンで見るのを嫌になっていた要素(私はシーズン3の中盤は見るのがきつくて飛ばして変化が起きてからまた視聴再開しています)を形は違えどなぞっていたのでどうしたものか、と思ったら何があったのかそこからは見やすい一話完結に戻っていたおかげで見やすかったです。
一話完結ではあるんだけど全体的な流れとしては制作チームの別作品である『Law&Order』シリーズを彷彿とさせる内容が多かったのであの手の事件が苦手ならちょっときついシーズンではあったかも。
私もあまりたくさん見たいものではないのだけど、チームとしてのごたごたよりは一話ごとの事件としてみる分には割と平気だったので序盤の不協和音が収まっていくところよりは見やすかったです。
またこのシーズンを通してのチームのお話も少しずつ変化が起きていて、その流れも適度な情報量で追いやすかったしシーズンである程度きちんと区切りやすい形になっていたから見やすかった。
このシリーズでの不満点としては前にも書いた気がするけど“エピソードを盛り上げるために意図的にメインメンバーを下げる度合いがちょっと不愉快なレベルでリカバーもほぼない”ところ。
好みによるといってしまえばそれだけなんだけど、このシリーズのこのシーズンでも大体誰かしら「なんかやたら必要以上にカッカする役回り」があってコラボでも同様なのでいつも冷静なキャラが特定のエピソードではやたら突っ走ったり仲間の不評を買う判断や行動をしたりというのがちょっと不自然だったりするレベルのカッカ度合いで、次の話ではそんなことなかったかのように冷静なあったかキャラになってたりまとめ役になってたりと感情が追い付かないためそれがちょっと見苦しく感じます。
正義や被害者のために熱く走り回るとか自分の傷と重なり苦しみながらも事件解決と同時にその傷が少し言えたり違った見方ができるようになるのを見るのはドラマとして好きだけど、えどうしたの病気?みたいないきなり沸騰してなんかやたら怒り散らして周りにもあたり散らして連携もしないしそれをしたことによっていい方向へ動き出すわけでもない、とりあえず今回は解決したからこの怒りも終わりねって蓋をするだけでやけどを広げるだけみたいな類はちょっと苦手。
毎年あのペースであんなに怒って暴れてる人がチームに複数いて別チームにも複数必ずいるってやっぱり不自然に感じるし、感情に訴えかけたり共感してほしいのだとして作品内で怒るだけの要素を見せてくれて怒ったり感情に走りたくなる状態なのはわかるんだけど、ここぞってときくらいにしてほしいし、そもそもFBIのサイキヴァリューをパスしてきた人たちのプロ集団なんだよね?とある意味白けてすらしまうというか。
それが好きな人たちが集まって作ってるしそれを見たい人たちもたくさんいるのだろうからなんともいえないけど。
あとこれは海外制作で多いし配信のことまで気がいかない時から流行ってる手法だししかたないんだけどコラボ回がとても見づらい。
このシリーズに関しては入ってくるシーズンとかが放送とずれるためコラボ回をきちんと見たい場合1年とか1年半とか待たないとみることができなかったりするし、ぶつ切りで見て配信待ちしても半年とか開くと忘れてしまう。
それに何より別にコラボする必要はないのではと思える感じで昔コラボに盛り上がった気持ちってもうあまりなくて面倒な気持ちのほうが勝るし、配信する側もその辺を考えて仕入れたり説明を入れたりとかまでは手が回らないみたいなので結果作品にも配信サービスにも不親切に感じてしまう事があるので、コラボ回だけを順番に集めたものをリストとして配信するのもおそらく難しいだろうから全部見て成立するし毎シーズン入れるみたいなコラボは減ってほしいです。
リトル・シークレット・イン・クリスマス
12/4・アメリカ映画・Netflix
よくも悪くもよくあるクリスマス時期のドタバタ恋愛ドラマ。
物語の入りがなんだか温かみにプラスして、この10年こんなにいろんなことがあったんだなーと盛り上がる勢いがあり個人的に好きでした。
作品内での特定の人物によるナレーション付きだったので、できれば中間と終わりとかにももう少し色を付けてほしかったところ。
そしてお話の内容に関しては本当によくある感じというか、具体的に他と被る印象はないもののありがちな選択と行動という感じで新鮮さはあまりなかったかな。
出演者が割と個性的というか有名な人も出ており設定の役自体に個性はあるんだけどある意味どの人も一定の域を超えない気がしたので、主人公がメインとはいえ全員が見せ場や設定のらしさを活かすシーンが少なく全体的にぼやけてしまっていたのでいっその事もっとそれぞれの癖の強さというか人物の魅力をもっと出しても面白かったんじゃないかなと思いました。
でもクリスマステーマだと個人的に割と何でもクリスマス精神で許せてしまうのでよほど下品とかの苦手ポイントがなければ楽しめるし、これも楽しめる範疇でした。
ただ来年の今頃この話の内容とかおすすめポイントが思い出せるかといわれたら微妙。
同じ方がNetflix制作で主演しているクリスマス恋愛映『フォーリング・フォー・クリスマス』のほうがクリスマス感強め。
途中で見るのを止めた作品
リアリティ番組など、飛ばしつつ見た作品もこちらに含めています。
ベルヴィル・コップ
10/17視聴・アメリカ映画・hulu
フランス映画かと思ったけど本舞台はマイアミみたいでPVを少し見たところ英語で話していたからコメディ警察ものならとちょっと見てみたまではよかったけど、制作とかは日本とフランスの企業みたいなのが出ていて開始すぐは説明の通りフランスなのでフランス語、さらにはフランスのチャイナタウンでのことなのか中国の旧正月をお祝いしていて主人公と近しい人たちも中国人でフランス語と中国語が飛び交うシーン。10分しないで英語ベースになると勝手に思い込んでいたのが思ったより言語がいっぱい飛び交うので、この日はその手の作品を見る気力がなかったのと視聴前にも細々とした面倒やストレスが重なり視聴開始しても字幕の表現による補佐もなく(2言語どころか複数言語なので無理もないけど)見るのに疲れてしまい10分で視聴終了。あとから調べたらちょうどそのあとくらいからようやく変わるようなので気力がある時に見るかも。
逆転のトライアングル
11/8視聴・イギリス、ドイツ合作映画・hulu
なんとか賞受賞とかが紹介で書かれている場合は大抵好みじゃないものが多いのだけど、サムネイルの画像とプロモーションビデオのテンポの良さにつられて一応作品内容も確認しつつ面白いのかもと視聴。けれど始まってみたらやはり苦手な形式の作品だったのでしばらくは見たけど結局20分弱で視聴終了。あのプロモーションで期待してみたら違うと感じるしあの作風が好きな人はあのプロモーションではたどり着けないのでは?と感じて好きな人に届かない感じのもったいなさがありました。
退職教授ハリーの名推理
11/9視聴・イギリスドラマ・スカパー!
以前家族が見るかと思って録画、その時は見なかったんだけど最近家族と見たいものがなかったところに新シーズンが入ったということで改めて1から録画して一緒に視聴。
教授を引退した女性が気の向くまま事件解決、というより自分の正しさを確信し走る姿とその流れは面白かったのだけど少し苦手要素があり、それ自体よりそれに対する家族の反応がさらに苦手なので1話で視聴終了。下品とも汚いとも違うんだけどあけすけとか聞きたくなかった見たくなかったみたいなのを見せるのが“リアル”でかっこいいとかそれらしいみたいな演出?や性格とセリフで女性主人公に割とあるんだけどそれがどうもリアルでも創作でも苦手。いい味出してる脇役とかならいいんだけどメインに持ってこられると見続けられないことが多い。
死亡記事担当エルビ―ラの殺人予測ノ―ト
11/11視聴・アイルランドドラマ・スカパー!
タイトルから連想する内容と違うというか正確性に欠ける感じがあり。作品はアイルランドの空気感をしっかり感じられつつ、異端なタイプの主人公で何があってどうなるのかがとても気になる…と思えるシーンが細かく入っていてそれは好きなんだけど、すぐにことごとく“あーそっちに行くのか”って感じで予想外といえばそうなんだけど私の好みとは綺麗に離れていく展開だったのと、それでも見たい気持ちはあったけどそれ以上にイギリスとかあちらの方の女性主人公で苦手な要素が多くその苦手成分が上回っていたので1話で視聴終了。
逆を言えばちょっと変わった思考を持った主人公が終わりの町で何気なく自分の世界を堪能していたことが思いがけず現実とつながっていってみたいな探偵ミステリー系の作品を見てみたいという自分の欲求を発見できたのでよかった。
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