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損切りの金額は自分で決める。自分で減らす。

トレード勉強
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損切り設定と枚数(ロット数)の設定の続きになります

エントリーする価値があるか考える

できれば損失は出したくないものです。ネットを検索すると1回の損切り設定はどのようにするかの指南で資金の1%~2%というのが多いです。

これは難しく考えずに済むので1%、と固定してしまうと楽です。ただ、毎回必ずしもそれが正解とは限りません。前回の記事「損切り設定と枚数の設定」で損失額を一定にして損切りラインとの差から取引ロット数を決定する方法を書きましたが、資金の1%だから毎回1%にする必要はありません。

損切りに合う回数を減らす事は大きな目標ですが、必ずすぐにそうしていけるとは限りません。当面の目標として立てやすいのは損失を出すにしてもいかにその額を減らせるかに注目して調整すると5回負けが続いても5%を失う事はありません。

まず一つ目に、損切り幅を狭くできるエントリーポイントを探す。こうすれば少ないpips数で済みます。ですが前回書いた計算でいくとロット数をその分増やすので設定したストップロス(損切りライン)でロスカットにあった場合1%資金を失います。

ではより損失を少なくするにはどうすればいいか?簡単に考えるならロット数を計算で出た数より減らす事です。でも毎回減らしていたら利益も減ってしまいます。そこで毎回「このトレードで最悪1%失ってもいいか」考えます。

要はエントリーするより豪華なランチ食べたり趣味に回したり貯金しておいた方がいいと思うならそのトレードをやめておくか、トレードしても金額を控えておくかです。
利益が出なかった場合に自分がどのくらいがっかりするか、どの程度までのがっかり額なら許せるか、を考えます。

トレールで損失を抑え利益を確保する

相場の動きは可能性を絞る事はできますが完璧に予測する事は無理なので、少しでも可能性の高い所でエントリーしますがそれでも外れる時はあります。その中で毎回自分で天秤にかけます。

リスクを負っても大きな利益が得られそうか、あまり期待できないか。自信があるかないか。自信については少しずれますが、判断材料の一つになったりすると思います。

それでもしも少し不安定な相場の中でのエントリーで1%失ってまでするトレードじゃないな、と思ったらトレードしないか損失額を減らして取引ロット数を計算してエントリーします。1%まで、と決めたら毎回必ず1%じゃなくていいんです。未満であれば。

次はエントリーした後に損失を減らしていく方法です。

図の赤丸で買いエントリーしたとして、赤い線が資金1%の損切りラインに設定した場所だとします。思うように上がっていって、一度下がってまた上がっていくのが確認できた青丸で、少しだけ損切りラインを上に引き上げます。そうするともう突然下がってきても1%は減りません。

もっと少ない金額で済みます。さらに順調に上がっていって緑丸まで行ったとします。また損切りラインを青い横線から緑の横線に引き上げます。すると当初のエントリーである赤丸より上にあるのでマイナスになる事はなくなります。

これはトレールというテクニックで取引画面に機能として追加している業者もあります。
エントリーしたはいいけど同じ所でもみ合いになってどこにいくか分からなくなったな、思ったより上がらず下がってきそうだな、と思ったら早めに決済してしまうか、損切りの幅を狭くしておいて損失を抑えておくといいです。

損切りラインを動かしちゃいけない、とよく見かけるのでなるべく触らないようにしていたのですが逆に損失を減らす方に動かしてプラスの地点でロックしておけば何かあっても負けはしないというありがたい機能として役に立ってくれます

思った方向に上がったからすぐすぐ移動させるとちょっと下がってまた上がった時にタッチして決済してしまう事もあるので様子を見て引き上げるといいです。

またロット数(枚数)を多めにしている場合はある程度利益が出た段階で1ロット分だけ決済して他はもう少し待つ、という事もできます。こうして少しでも損失を出さない、出る損失もなるべく抑えるようにすれば大きく失ったり落ち込んだりする事は劇的に減ると思います。

ヒロセ通商だと損切の位置、利確ポイントとエントリー位置からどれくらいの損失と利益になるかがすぐにわかるのでロット計算が簡単です

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